『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

 冬休みに入って,ふっと時間があったので映画館で『エヴァQ』を観てきました。思い立ったのは突然。なので,復習をすることもせず,前作がどんな内容だったのかもすっかり忘れた状態で鑑賞。作画について言えばATフィールドの質感(テクスチャー)が妙に薄っぺらくて,画面の中に置かれるとそぐわない感じが終始つきまといました。シナリオについてみるに,両陣営ともにシンジに対して適切な説明を怠るという意思の不通;ディスコミュニケーションエヴァの変わらぬ主題であることを再認識。でも,物語としてはまったく進行していないよね,これ? アクション映画として見るぶんにはいいのだろうけれど。