a la miel

 大学のスタッフが集まってのクリスマス夕食会。21時30分、会場のレストランへ。指定時間通りに来ていたのは10人ほどで、食前酒を飲みながら歓談していました。「飲むかい?」と聞かれたので、お酒をもらいに行ったら――

 どうして、ラミーレス学部長がバーテンダーをやってるですか(笑)

 30分ほどで参加者30人が揃い、食事会の開始。日本ならつきものの長老による挨拶など一切抜きで乾杯。前菜のオニオン・リングと1皿目のサラダを食べている間に、2皿目を何にするかの注文取りがまわってくる。レストランでは「変わった料理」を見かけたら挑戦することにしているので、 “costilla ala miel”を頼んでみる。直訳すると、あばら骨のハチミツがけ。さて、その実態はというと…… 照り焼き風リブロースでした。言われてみればなるほど、テリヤキ・ソースを蜂蜜と表現するのは、適切に思える。食後酒にはカバ(スペイン産スパークリング・ワイン)。デザートの後に甘口の酒を飲むというのは、日本でも広まって欲しい。