Three resident organist in Kitara Birthday Concert
14時から,札幌コンサートホールKitaraにて「3人のオルガニストによるKitaraのバースデイ」。出演者は,次の通り。
私の大好きなJ.S.バッハの曲を,私の大好きな楽器オルガンで演奏してくれるというので,楽しみにしておりました。本日の曲目は次の通り。
第1部 「大作曲家バッハの世界」
- BWV552 前奏曲 変ホ長調
- BWV676 いと高きにある神にのみ栄光あれ
- BWV678 これぞ聖なる十戒
- BWV680 われらみな唯一の神を信ず
- BWV684 われらの主キリスト,ヨルダン川に来たれり
- BWV552 フーガ 変ホ長調
前半の見どころは,始まり&終わりのBWV552でした。3人の奏者がパートごとに,バケツリレーのように交代しながら演奏を繋いでいくの。引き継ぎの瞬間には,比喩じゃなく,本当に肩を寄せ合って……。なんか「やおい」っぽかった(笑) 目を閉じて聞いてみても,差がまったく感じられないほどの仕上がりでした。
第2部 「名曲をオルガンで」
- J.S.バッハ,BWV538 トッカータ ニ短調「ドリア調」
- J.S.バッハ,BWV1068 管弦楽組曲 第3番 ニ長調
- ロッシーニ,歌劇「セビリアの理髪師」序曲
- ワーグナー=リスト,「タンホイザー」の巡礼の合唱
- サン=サーンス,死の舞踏 op.40
- ビゼー,歌劇「カルメン」前奏曲
後半は,オルガン「のためではない」曲を,オルガン向けにアレンジしての演奏。BWV1068は違和感まったく無し。『カルメン』には,思わず笑ってしまいました。あの演奏,また聴きたいのだけれど,CDに収録して売り出してくれないかなぁ。
http://www.kitara-sapporo.or.jp/