Three resident organist in Kitara Birthday Concert

 14時から,札幌コンサートホールKitaraにて「3人のオルガニストによるKitaraのバースデイ」。出演者は,次の通り。

  • パスカル・マルソー*1
  • ファッサン・ラスロ*2
  • マテュー・マニュゼスキ*3

 私の大好きなJ.S.バッハの曲を,私の大好きな楽器オルガンで演奏してくれるというので,楽しみにしておりました。本日の曲目は次の通り。

第1部 「大作曲家バッハの世界」

 前半の見どころは,始まり&終わりのBWV552でした。3人の奏者がパートごとに,バケツリレーのように交代しながら演奏を繋いでいくの。引き継ぎの瞬間には,比喩じゃなく,本当に肩を寄せ合って……。なんか「やおい」っぽかった(笑) 目を閉じて聞いてみても,差がまったく感じられないほどの仕上がりでした。

第2部 「名曲をオルガンで」

 後半は,オルガン「のためではない」曲を,オルガン向けにアレンジしての演奏。BWV1068は違和感まったく無し。『カルメン』には,思わず笑ってしまいました。あの演奏,また聴きたいのだけれど,CDに収録して売り出してくれないかなぁ。
http://www.kitara-sapporo.or.jp/

*1:Pascal Marsault,フランス出身。初代Kitara専属オルガニスト

*2:Fassang Laszloハンガリー出身。第3代Kitara専属オルガニスト

*3:Matthieu Magnuszewski,フランス出身。第7代Kitara専属オルガニスト