竹本泉 『たちこめるバラのかおり』

 昼過ぎに教員採用試験で出講してきまして。夕方に帰ってきたものの暑さのために火照ってしまい&室内が熱を持ってしまい,仕事を再開できる環境ではないので,体温&室温が下がるまで休憩。竹本泉『よみきりものの… たちこめるバラのかおり』(ISBN:475774935X)を読む。いつもよりふつーな気がしたけれど,雪だるまが出たり,ゴーンと鳴ったりしていないだけで,その実はいつもより変?
 短編魔法使いの弟子で最後に登場する先生エレン。このリボンはどこかで見たけれど……と思って〈メイキング〉をみたら,「昔 描いた魔法少女物の続編(?)です 15年くらい前の作品」とあって。本棚を掻き分けて探すと――『はたらきもの』ISBN:4391915456)でした。
 さらに続く「みみだったりみみだったり」の〈メイキング〉では,「(また別の魔法少女ものの)設定で別の魔法物のシリーズを描いたことがあって」「っで,その魔法物の学校を舞台にして今回のまんがを」とある。え? 制服のリボンが同じでなければ『世の中なまほう』ISBN:4872872231)と世界設定が共通だなんて分からないよ。うじゃうじゃ。