札幌→ミュンヘン

 4月からの転職するため,現在勤務している専門学校&予備校の退職手続をしたらスケジュールが10日ほど空いたので,隙間を狙ってヨーロッパ旅行に出かけることにしました。
 目的地ですが,バレンシア行くことは決まりとして,もう1箇所は立ち寄れます(というか,乗り換えの関係で必ずどこかに立ち寄らなければいけない)。4月からドイツ語を使う仕事が入るので行き先はドイツにしよう,北部(ベルリン)と中西部(フランクフルト)はもう行っているので,今度は南部(ミュンヘン)に――というのもすんなり決まりました。経路検索の結果,最も安かったフィンランド航空(Finnair)で手配。
 0810にCTS新千歳発のJL3040便でNRT成田へ。春先は悪天候が心配なのですが,特に問題なく飛びました。ところがNRT成田で出発の遅れが発生。気温マイナス1℃と大したことない状況だったのですが,90分の出発遅れとなりました。除氷剤の散布機が手配できなかったということのようなのですが,北海道民からすれば,この程度でねぇ……と思わなくもない。

 ともかく,AY74便でHELヘルシンキへ。他のヨーロッパ諸国だと13時間くらいかかりますが,所要10時間で到着。長距離フライトが短くて済むのは,かなり楽です。国際線の楽しみである機内食ですが,離陸後に出てきた料理は「鶏肉とホタテのクリーム煮」を選択。着陸前には「炒飯」が提供されました。どちらも美味しくいただきましたが,何か1品くらい足りないような気がする献立でした。それでいて,ミネラルウォーターだけは添える(画面右奥の水色のパッケージ)というのが不思議なところ。



 ヘルシンキへの到着は,定刻より60分遅れの1600でした。機内でのアナウンスで,変更された乗り継ぎは1645と伝えられていたのですが,トランスファーデスクで渡されたのはAY743便 to WARSAW と書かれたボーディングパス。え? ワルシャワ? って,ポーランド!?
 というわけで,図らずも初の東欧訪問が実現しました(トランジットだけれど)。しかも,フィンランド航空がアップグレードをかけてくれまして,ビジネスクラスへの搭乗です。1時間30分ほどのフライトですが,シャンパンまで楽しんでまいりました。

 HELヘルシンキを1720に出発し,WAWワルシャワには1805着。ヨーロッパ地誌を専門にしていながら東欧は不得手なもので混乱したのですが,フィンランドUTC+2で,ポーランドはドイツ&スペインと同じUTC+1でした。ワルシャワショパン空港)は新しく機能的な作りの空港でしたが,トランスファーの経路が分かりにくいところにあり,ゲートに到着したら直ぐさま搭乗開始でした。用意されたのは,LOTポーランド航空のLO375便。使用機材はエンブラエルERJ145。最後部の16列目だったのですが,トイレの扉の前に座席を引き出してきてCAが座るという面白い構造でした。



 WAWワルシャワ1905発,MUCミュンヘン2045着。Sバーンで中央駅まで移動して(EUR10)ホテル Hotel Dolomit にチェックイン。オフシーズンに5泊するせいなのか,1泊EUR39(+朝食9.8)なのにトリプルのシングルユースにアップグレードです。広い部屋を持てあましているところ(笑)