バレンシア(その1)

 08時過ぎに起きて,寮内の食堂で朝食。生ハムのボカディージョ(フランスパンで作るサンドウィッチ)やパン・コン・トマテ(パンの上にトマトピューレを乗せて焼く)の用意があるあたりがスペインらしい。
 メールのやりとりをして12時少し前に外出。まずはバレンシア美術館へ。旧館の改修工事が終わり,快適になっておりました。

 美術館を出たあと,ファジャス(Fallas,「火祭り」)の準備が行われている様子を眺めながら,市役所前広場へ移動。気温は20℃に達しており,道産子の感覚では初夏といってもよいくらい。14時からのマスクレタ(Mascleta)を見物。昼間に大量の花火を打ち上げて祭りを盛り上げるという騒々しい行事なのですが,せっかくファジャスの期間にバレンシアにいるならば……と。

 日曜日でも開いている書店に立ち寄った後,15時に駅前で日本語教師のKさんと待ち合わせ。火祭りの人形を見て歩きながら近況を伝えあい,バルでタパスをつまみ,タベルナでワインを飲んできました。