京都市美術館『フェルメールからのラブレター展』

 帰りの便までの時間を利用して,京都市美術館で開催されている『フェルメールからのラブレター展』を観てきました。題名の通りフェルメールの作品3枚が中心となっているのですが,これは演出で少々失敗しているような感じを受けました。フェルメールが出口の手前に置かれているために「え? これで終わり??」という唐突な幕切れ。
 余韻のあっけなさという難点はありましたが,もともとオランダ絵画は私の好み。今回は《手紙》という要素を軸に出展作品が選ばれており,興味深い内容ではありました。