三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖』

 4月に入ってからというもの,本を読む習慣が途絶えてしまい反省することしきり。仕事を終えて家に帰ってくると,本を読むよりも,録画してあった紀行番組とか美術番組を見てしまうのです。
 先日,所用で札幌まで往復してきたのですが,帰りの車内で三上延(みかみ・えん)『ビブリア古書堂の事件手帖――栞子さんと奇妙な客人たち』(ISBN:9784048704694)を8割ほど読み進めました。で,今日は学生寮にお泊まりなもので,宿直室に持ち込んで読了。
 いわゆる安楽椅子探偵を務めるのは,北鎌倉で古書店を営む栞子さん。本を読めない呪いの体質を持つ男がワトソン役です。古書をめぐる4つのエピソードによって構成された〈日常の謎〉型ミステリー,かと思いきや最後に明かされるのは栞子さんに関わる深刻な事件で…… 
 仮にも本好きであれば堪らない筋立て。面白く読み終えました。願わくば続編のあらんことを。