TYPE-MOON『魔法使いの夜』

 正月休みにTYPE-MOONの『魔法使いの夜』を進めました。実家にいる間に本編は終わらせたのですが,残ってしまった番外編が持ち越しに。それも昨晩で終わらせました。
 発表が遅すぎた,というのが感想。奈須きのこによる独自の世界構築は魅力であるものの,それも『月姫』や『空の境界』の母胎として機能しているから,という限定がついてしまう。遊園地での戦闘描写は長すぎてダレるところがあった。結末の「御都合主義」発動は興醒め。
 蒼崎青子というキャラクターの造形は実に魅力的でした。
魔法使いの夜 初回版