アムステルダム(1/3)

 朝食に出されたオムレツを食べて,うとうとしているうちにアムステルダム着。搭乗時間は長かったけれど眠っていられた時間が長かったので,気分は良好。スキポール空港からは鉄道(EUR4.1)で市内へ向かう。アムスの市内に降り立つのは,かれこれ8年ぶりになるだろうか。
 駅前の案内所でストリッペンカールト(Strippenkaart,回数券。EUR6.7)を購入してからホテルに向かう。今回の宿は,ダム広場の近くにある“Gerste Korrel”。飲食店が建ち並ぶ目抜き通り沿い。夜まで人通りが多くにぎやかなところにあるので少々騒音が気になるのが難点だが,他は申し分なし。
http://www.bookings.nl/hotel/nl/gerstekorrel?aid=303998
 ホテルに荷物を預けたのが11時。スーパーマーケットでサンドイッチを購入して早めの昼食をすませ,国立ミュージアム(Rijksmuseum)へ(EUR10)。現在,本館は改修工事中のため,フィリップス・ウィングでの展示。ガイドブックと日本語音声ガイド(EUR7)を入手して,中へ。ここはネーデルラント絵画が充実している。地上階の「前座」を見終わったところで,とてつもなく眠くなってくる。歩いているうちは何ともなかったが,やはり機内での眠りが浅かったらしい。絵と対話するのに必要な集中力が出てこない。応急措置として,椅子に腰掛けて仮眠。数十分ほど休んで気力を蓄えてから,レンブラントフェルメールに会う。
http://www.rijksmuseum.nl/
 絵画を楽しんだ後,広場の反対側にあるコンセルトヘボウへ行き,翌々日のチケットを購入(EUR23)。
 トラムで中心部へ戻り,アムステルダム歴史博物館(Amsterdam Historich Museum)へ。失敗した。閉館まで1時間あるから大丈夫だと思ったのに,思いの外に好みの展示物が多くて,見終わらない。中世から近代に至るまでの街の歴史を紹介しているところなのだが,名画ではないが見所のある絵画が多い。ここは,また機会を得て来ることにしよう。
http://www.ahm.nl/