2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧
BRUブリュッセル発のブエリング航空便で、昼過ぎにVLCバレンシア帰還。 http://www.vueling.com/ 機内では、セルバンテス作:牛島信明編訳「ドン・キホーテ」(岩波少年文庫、ISBN:4001131250)を読了。スペイン文学で有名なものって、これしか無いのではな…
ゲント(Gent)を日帰りで訪問。ブリュッセルから片道40分(往復切符13.6ユーロ)。駅からは路面電車に乗って旧市街へ。 まずは聖バーフ大聖堂(St. Baafskathedraal)へ。ファン・アイク(Van Eyck)兄弟による祭壇画『神秘の仔羊』(Lam Gods, 1432年)の…
ブルージュを09時過ぎに出発し、ブリュッセル(Bruxelles)へ。ホテルに荷物を預け、ベルギー王立美術館(Musee Royal des Beaux-Arts)へと馳せ参じたのが11時40分。 「当館は、まもなく閉館いたします」 はわわ〜、まだ見終わっていないですよ〜(泣)「青…
今日は、まるまる一日ブルージュ(Brugge)めぐり。街並みの美しさもさることながら、美術館の所蔵品も素晴らしいということで、早起きして出かけました。 グルーニング美術館(Groeningemuseum)では、本日最初の来場者。市内5箇所の美術館を選んで入館で…
ホテルをチェックアウトし、アントワープ駅(Antwerpen)のコインロッカーに荷物を収納。駅の北側から23番のバスに乗り、目指すはベルギー王立美術館(Koninklijk Museum voor Schone Kunsten)。いい絵がいっぱい観られて、幸せ。 http://museum.antwerpen.…
荷物をホテルに預かってもらい、ハーグ(Den Haag)観光へ。今回の旅はフランドル絵画の鑑賞が目的なので、美術館だけを巡る方針。 まずはマウリッツハイス美術館(Mauritshuis)。レンブラント(1606-69)『テュルプ博士の解剖学講義』、フェルメール『青い…
今回の旅行は、ブエリングという新しい航空会社が就航したおかげで実現しました。往復で131.21ユーロ。12時50分にVLCバレンシア(スペイン)を出発し、定刻より早めの15時にBRUブリュッセル(ベルギー)着。北駅で乗り換えて、そのままオランダ行きの特急へ…
31日(水)まで旅行に出かけてきます。バレンシアにいるなら近くの村で行われる「トマト祭り」に行こうかという考えもあったのですが、どうも私向きではなさそう。そこで、避暑をかねてフランドル絵画を見に行くことにしました。気温は、スペインよりも12℃く…
考え込んでしまった。相手は、ピーター・メイル(Peter Mayle)の「南仏プロヴァンスの12か月」(A Year in PROVENCE, 1989, ISBN:4309461492)。 葡萄園つきの農家を買い取って南フランスの田舎町に越してきた筆者による、月ごとの歳時記。訳者あとがきによ…
そのまま引き下がるのも釈然としないので、続けて養老孟司「脳の見方」(1988-94年、ISBN:4480029125)を開く。 よかった。こちらはエッセイ集だ。馬鹿な私でも、かろうじて言葉として読みとれる。 筆者は、とかく屁理屈をつける。こういうと世間一般では悪…
養老孟司「脳の見方」(1986-93年、ISBN:4480027815)。 う〜、わからない。まったくもって理解が及ばない。解剖学者が哲学を論じているのだ、というところまでは努力した。それで、おしまい。ミシェル・フーコー、ゲーテ、モンテーニュらの名前が出てきてい…
Littlewitch『白詰草話』あらかた終了。 残念ながら失敗作、かなぁ。先に“Quartett!”に触れ、独創的な動的システムFFDの効果的な使われ方を知ってしまっているが故に、欠点が際だってしまう。 本作『白詰草話』は、遺伝子工学を駆使し、戦闘能力に特化して創…
吉行淳之介「人工水晶体」(講談社文庫、ISBN:406184296X)読了。 表題作は、芥川賞受賞作家が白内障に罹り、当時の最先端の治療法である「人工水晶体(眼内レンズ)移植手術」を受けた顛末をつづったもの。併録作は、製薬会社の広報誌に17回にわたって連載…
外山滋比古「ことばの力」(中公文庫、ISBN:4122016940)読了。 世に名文家と言われる人は数多くいるけれど、《言の葉》に関して書き連ねている人となると、外山滋比古が思い浮かびます。私が随筆というものを意識するようになったのも、教科書に載っていた…
畑正憲「ムツゴロウの世界博物志」(文春文庫、ISBN:4167108283)読了。 ムツゴロウさんというと、動物とじゃれあっている人という印象しかありませんでした。文章は初めて読んだのですが、まさに印象そのまま。テレビでは知らなかったことというと、ひとつ…
さくらちゃん話法を御存知でしょうか? 鳥さん、おさかなさん、ホットケーキさん、たこ焼きさん……というように擬人化しておき、最後に「はにゃ〜ん」と言わせれば木之本桜ちゃんっぽくなるという表現手法のこと。 ――という話はさておき。川島四郎+サトウサ…
司馬遼太郎「アメリカ素描」(ISBN:4101152365)読了。 歴史小説家と知られる著者が、40日間かけてカリフォルニアと東部諸州を旅をする。そこでの知見をもとに、1985年(昭和60年)の4月から12月にかけて読売新聞紙上に連載された文章をまとめたもの。 新聞…
桑野偕紀+前田荘六+塚原利夫「機長の危機管理 何が生死を分けるか」(講談社+α文庫、ISBN:4062566540)かろうじて読了。 きっぱり言います。愚書。買ったことを後悔したのは、ほんとに久しぶり。 著者は、いずれも日本の航空会社で機長を務めている人物。…
劇場版AIRのCM。大阪版は無事にやり過ごしたものの、東京版を見たら反射的に涙腺がゆるんできた。週末は、ずっと「夏影 -summer lights-」を聴いて過ごす。
ワークンググループ*1に対して行った提案内容を転記しておきます。 現在、【リスト::コンピュータゲーム関連キーワード】にかかっている負荷を軽減するため、【リスト::ギャルゲー】として分離分割させることを考えております。試作版は、次の箇所をご覧下さ…
柴門ふみ「幸福論」(PHP文庫、ISBN:4569570704)読了。 筆者は「東京ラブストーリー」等で知られる漫画家。夫の弘兼憲史氏も同業者で、こちらは「課長島耕作」の作者。バブルにうかれていた頃の世相をつぶさに観測した夫婦、とでも讃えられるでしょうか。 …
野田知佑「のんびり行こうぜ」読了(ISBN:4101410038)。1984年秋から1986年冬にかけてのエッセイを集めたもの。 筆者はカヌーイストとして知られる。椎名誠氏とは遊び仲間であるからして、この二人の本を読んでいると、連れだって出かける場面が頻繁に出て…
シイナを変換すると【椎名繭】が筆頭に出てくる私のパソコン。人生これでいーのだろーかと思い悩む瞬間。試しにアユを入力してみたら、やっぱり【月宮あゆ】が第一候補でした。 椎名誠「わしらは怪しい探検隊」(角川文庫、ISBN:4041510015)読了。1980年に…