2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ビジネス関係の書籍を見に出かける(今度,専門学校でビジネスマナー講座を開講するので)。いつもは大学近辺の書店を利用しているのだけれど,たまには別な店の陳列も見てみようと思い,サッポロビール園の隣まで出かける。 用事を済ませたあとでコミックの…
専門学校で日本語表現法を講義するため資料づくりとして,藤沢晃治(ふじさわ・こうじ)『「分かりやすい文章」の技術』(ISBN:4062574438)に目を通す。すると,法律を取り上げている箇所で間違いを発見。 裁判の判決で裁判長は,まず「被告人を死刑に処す…
皁鉄絢(くろがね・けん)『DANDY:LION』(ISBN:477300603X)。玄鉄絢が改名する前に描いていた初単行本。『ZetsuMan』誌にて連載されていたもので,初出は1996年から2000年にかけてと古い。 舞台は2012年。「国際福祉機構」という偽りの名で呼ばれる国家公…
http://d.hatena.ne.jp/REV/20060427#p5 にて b:id:genesis をご紹介いただきました*1。せっかくの機会なので,少しばかり情報提供しておきます。 秩序だっていない keywordcloud が好きになれない性格なもので,はてなブックマークのタグについても CSS を…
熊谷雅人(くまがい・まさと)『ネクラ少女は黒魔法で恋をする』(ISBN:4840114897)読了。第1回MF文庫Jライトノベル新人賞〈佳作〉受賞作。 ネクラ少女が黒魔法で悪魔を召喚して契約し,可愛くなって世界を見下そうとするお話。呪いの言葉を絶妙に畳み掛け…
読み始めて3頁目で確信した。これは面白い本に違いない。 読みながら何度も笑った。軽妙な筆致で楽しませてくれる。 読み終わったとき,興味深いところに貼り付けておいた付箋は40枚を超えていた。いつもは一桁なのに。 新城カズマ(しんじょう・かずま)『…
研究会にて,大阪市扇町公園住民票転居届不受理処分取消請求事件*1の検討。市町村の管理する公園(の南西隅)で5年余りに渡って生活していたホームレスが,公園を住所として転居届を提出したところ,大阪市北区長が不受理処分を行った。本件は,その取消請求…
文学研究科で開催されたミステリ研究会に参加。本日のお題は,乙一(おついち)『GOTH[ゴス]』(ISBN:4048733907)。 で,ライトノベル作家を取り上げるならば「日本三大ラノベ読み」が札幌にいるから呼んでみよう*1――というわけで,浅木原書店の中の人(i…
谷川流(たにがわ・ながる)『涼宮ハルヒの陰謀』(ISBN:4044292078)読了。〈涼宮ハルヒ〉シリーズの第7巻。 エピソードごとに評価がばらついているのだが,この巻は楽しく読み終えた。その理由を私の自意識に問いただしてみると,どうやら「涼宮ハルヒ」と…
谷川流(たにがわ・ながる)『涼宮ハルヒの動揺』(ISBN:404429206X)読了。〈涼宮ハルヒ〉シリーズの第6巻。 短編集。特筆すべきこと無し。 はてな年間100冊読書クラブ II 〔#006〕
谷川流(たにがわ・ながる)『涼宮ハルヒの暴走』(ISBN:4044292051)読了。〈涼宮ハルヒ〉シリーズの第5巻。短編集。 ストーリーの流れを説明するのに「起承転結」が良く用いられるが,それになぞらえて言うならば,本作は〈転〉が生じないよう主人公キョン…
谷川流(たにがわ・ながる)の『涼宮ハルヒの消失』(ISBN:4044292043)読了。〈涼宮ハルヒ〉シリーズの第4巻。 長編。筋立てについては,タイム・トラベルを上手に味付けとして使っていると思う。でも,結末(の手前部分)に引っかかりがあるん。話の辻褄は…
谷川流(たにがわ・ながる)の『涼宮ハルヒの退屈』(ISBN:4044292035)読了。〈涼宮ハルヒ〉シリーズの第3巻。 短編3本に中編1本。第1巻が刊行される数か月前に雑誌掲載されたSOS団初お目見えの表題作に始まり,伏線を張り巡らす「笹の葉ラプソディ」を挟ん…
1) 偶像(アイドル)の時代。――「同級生」 2) 憧れから、親しみやすさへ(幼なじみ、妹の時代)――「ときめきメモリアル」「To Heart」 3) そしてトラブルメーカー、事件の発端(象徴)へ エロゲのメインヒロインの変遷(嘘 id:natu3kan さんが,上記のエ…
谷川流(たにがわ・ながる)の『涼宮ハルヒの溜息』(ISBN:4044292027)読了。〈涼宮ハルヒ〉シリーズの第2作。 朝比奈みくるが愛くるしかった。 はてな年間100冊読書クラブ 2nd season 〔#002〕
旬のものを滋味の豊かなうちに味わっておこうと思い,谷川流(たにがわ・ながる)の『涼宮ハルヒの憂鬱』(ISBN:4044292019)を読む。〈涼宮ハルヒ〉シリーズの第1作。 読み始めたら面白くて,ぐんぐん引き込まれる。最初のうちはクセのある独白文体に戸惑っ…