2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧
海外在住日記。 今月の新刊は“SOMEDAY's DREAMERS”の第1巻(ISBN:8496325857)。8ユーロにて購入。山田典枝+よしづきくみち『魔法遣いに大切なこと』の西語版です。 日本語版は読んでいません。で、冒頭に出てくる“TONO”っていう単語で困っていました。スペ…
岩波新書の『心病める人たち ―開かれた精神医療へ―』(ISBN:400430122X)読了。 著者の石川信義(いしかわのぶよし)氏は精神科医で、自ら精神病院(三枚橋病院)を経営している。著者の主張をまとめると、精神障害者を施設に収容するのではなく、社会の中で…
何気なく“OVA”の項目を見たところ、本質を明らかにしていない解説文のような気がしてきたので…… 家庭用ビデオデッキの普及が進んだのは、1980年代後半のことである。1988年に普及率は53%に達している。βの敗北が濃厚となり、VHSがデファクトスタンダードと…
ごきげんよう。 もともとは遺跡と絵画を見に行こうとしてイタリア行きの計画を立てていたのに、いつのまにか「今野緒雪『マリア様がみてる』実地見分」になっていました。ローマ篇、フィレンツェ篇、ピサ篇を執筆しましたので、既に発表済みのミラノ(マルペ…
フィレンツェ滞在2日目。▼ ウフィッツィ美術館 開場時刻(08時15分)に間に合うよう早起きして、ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)へ。フィレンツェがルネサンス発祥の地と言われる証が、ここにあります。14世紀の芸術を支えたパトロン、メディチ…
ローマからフィレンツェへ移動。 ホテルをチェックアウトし、地下鉄に乗ってテルミニ駅へ。通勤客で混むのではないかと心配したのですが、窮屈な思いはせずに済みました。事前にインターネット経由のチケットレス予約をしてあったので、そのまま08時55分発の…
ローマ滞在3日目。▼ ボルゲーゼ 本日最初の目的地は、ボルゲーゼ公園(Villa Borghese)とボルゲーゼ美術館(Museo e Galleria Borghese)。17世紀の枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼが造園した庭園で、彼の収蔵品を公園内にある館で展示しているもの。 ホテル…
ローマ滞在2日目。 起床後、まずは朝食。地上階の食堂でいただきます。ビュッフェ形式で、パン、チーズ、果物、ヨーグルトを自由にお取りくださいというもの。シロップ漬けのフルーツをたっぷり摂って、体調を整える。旅行中は、どうしても繊維質が不足しま…
乗り継ぎ無しで出かけられるところ――ということで、イタリアまで旅してきました。ヴォラーレ航空のVLCバレンシア発FCOローマ(フィウミチーノ)行きで出発。さすが《ゆるゆる》なお国の航空会社、1時間遅れでの離陸です。混み合っていたのか上空で40分ほど旋…
銀色夏生「あの空は夏の中」(ISBN:4041673062)読了。 淡い恋と、儚い愛情を主題に歌い上げた詩集。 モノトーンに仕立て上げられた写真に言葉が添えられていく。
新コンテンツを作成しました。イタリア鉄道(fs線)のインターネット予約について、です。昨日、ローマ発フィレンツェ行きの手配をした時の手順を再現したものです。 http://barcelona.sociallaw.info/ ウフィツィ美術館(Galleria d. Uffizi)の予約も済ま…
俺がした事はただの両替で、この子が持ってる外国の紙幣を、手持ちの千円札二枚と交換しただけである。 (中略) 「え? いや、さっきので十分だって。10フラン紙幣、ちゃんと二枚もらったから」 TYPE-MOON“Fate/stay night” 遠坂凛ルート 8日目より どうも…
谷崎潤一郎「細雪(ささめゆき)」《下巻》(ISBN:4101005141)読了。 久方ぶりに、三女・雪子のもとへ縁談がやってくる。対する四女・妙子には、暗い影が落ちる。妙子の気をひくために実家の店から宝石を持ち出していたことが発覚した奥畑は勘当。妙子も赤…
「細雪(ささめゆき)」《中巻》読了(新潮文庫、ISBN:4101005133)。 この巻は、四女・妙子を中心に物語は展開される。中巻の冒頭部は、1938年に実際にあった大水害に沿っている*1。妙子は洋裁学校に居たところ、この災害に遭遇したのだが、救助に馳せ参じ…
海外在住日記。 月が変わりました。7月の風物詩といえば、バーゲンですね(はぁと) 留学も残すところ三箇月なので買い込むわけにいかないのですが、夏物衣料に支障が出てきたので、仕事帰りに買い物してきました。 現在、半袖シャツが7枚あるのですが、汚れ…