2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧
NHK教育テレビ『新日曜美術館』。「ベネチア・ビエンナーレ日本館の衝撃」。 http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0227.html#05 内容は、アートという側面を強調して構成。「なぜ建築展で“OTAKU”がテーマなのか?」という疑念を払拭すべく努力しているのが伝わ…
3月の新刊、柿崎俊道『聖地巡礼 アニメ・マンガ12ヶ所めぐり』(ISBN:486032143X)。 ――良かった、私の舞台探訪ネタとかぶっていなくて(^^; http://foxglove.dailybells.co.uk/ (岡野史佳作品いろいろ) http://dailybells.s39.xrea.com/legwork.dailybel…
労働法の研究会。本日のお題は、マンナ運輸事件(神戸地裁平成16年2月27日判決・労働判例874号40頁)。女性従業員を深夜業務に配置転換したが拒否されたため、懲戒解雇したという事案。裁判所は、請求を認容(解雇は無効)。 http://www.hm.h555.net/~minpok…
米原万里『旅行者の朝食』(ISBN:4167671026)読了。 著者は元ロシア語通訳者で、少女期をプラハで過ごしている。そして何より健啖家。そんな筆者が綴った「食」にまつわるエッセイ集。 海外在留邦人に手渡してはならないもの、それは東海林さだおの“丸かじ…
中野晴行『マンガ産業論』(ISBN:4480873465)読了。 漫画を文化ではなく「産業」の1つと捉えて経済的側面から眺め、その成り立ちから構造を紐解いて、反射的に現状を分析しようとするもの。 本書は「1959年」に起こった現象が、マンガ産業の始まりであり、…
長月みそか『あ でい いんざ らいふ』(ISBN:4871827070)。著者初の単行本。 本作の主人公達は、中学2年生(って書いてあるんですが、いいのかな)。前半は、1人の男の子に仄かな想いを寄せる少女3人の交錯劇。後半は、部屋まで起こしにきてくれる幼馴染…
最近は、テレビを見ない。単位時間当たりに得られる情報量が活字媒体に比べると少ないので、効率が悪い。 それが今朝は珍しく観たい番組があった。NHK教育『新日曜美術館』でイタリア特集を組んでいて、今回はシチリア島。ひとしきり楽しみ、消そうとしたと…
社会保障法研究会にて判例報告。題は、「介護事故の損害賠償と過失相殺」。素材として、福岡地裁・平成15年8月27日判決(判例時報1843号133頁)と、福岡地裁白河支部・平成15年6月3日判決(判例時報1838号116頁)を取り上げる。高齢者に対して介護サービスを…
紺野キタ『知る辺の道』(ISBN:4344804821)読了。 書影を見た時、随分と寒々しく陰鬱な色合いだったので、「この少女は死者の案内人だったりして」と思ったのです。あはは……。 しるべ 【知辺】 知り合いの人。ゆかりの人。「――をたよって上京する」 しるべ …
オリヴィエ・ラトリーのオルガンリサイタル@札幌コンサートホールKitara。 1曲目に、J.S.バッハ『前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552』。はわわ〜 すごく良い…… 軽やかに音が重なる。Kitaraのオルガン、音が柔らかめなのだけれど、ラトリーの演奏法が合ってい…
id:tanizakura:20050208#p6 に関連して。 北米で少女マンガ誌創刊 小学館・集英社・白泉社 北米での市場拡大を狙い、「NANA」など日本で人気の少女マンガ6作を集めた月刊誌「SHOJO BEAT」が、6月に創刊される。集英社と小学館が出資し、海外でのマンガ出版…
劇場版AIRを観てきました。 うぐぅ。これって、本当に“A I R”? ――というくらい、ゲーム(ASIN:B00005ON3V)とは別な作品。この先ネタバレになるので、ご注意を。 ゲーム版 http://key.visualarts.gr.jp/(以下、麻枝准AIRとする) 劇場版 http://www.air200…
森博嗣はミステリィに《あとがき》を書かない作家である。それが理論から作品を構築する作者「らしさ」を演出するのに一役買っているだろう。 しかし、こぼれ話をするのが嫌いというわけでもないようだ。『工学部・水柿助教授の日常』(ISBN:4344009088)と…
瞬間的に視線を合わせただけなのに、脳裏に焼き付いて離れないことがある。 かといって、ひとめ惚れした相手すべてに交際を申し込んでいたのでは、身が持たない。ひとまず思いを心の内に留めておく。 もし再び出逢った時に、再び心ときめくようであれば、運…