2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ローマ (2/4)

07時起床。ホテルで朝食。パンと珈琲だけの簡素な南欧型。なんか,フランスやスペインに比べてイタリアのパンは,おしなべて味が劣るように感じる。サクサク感に乏しくて,小麦の風味が立ち上ってこないん。どうしてだろう? 地下鉄で移動し,08時20分,ヴァ…

ローマ (1/4)

06時に起床。ホテルをチェックアウト――しようとしたところで,ちょっとしたトラブルに。係員が決済機の使い方を熟知しておらず,なかなか支払いができない。空港行きのバスにしても,なかなか来ない。この日は一日,ちょっとした不愉快な出来事が続くことに…

バレンシア (4/4)

買い集めた文献を箱に詰めて小包にし,郵便局から発送。何せ12kgもある。これをスーツケースに詰めたのでは,下手をするとホテルの部屋から出られないという悲惨なことになりかねない。安い船便(economico)にしてもらったが,それでも送料60.8ユーロ(泣)…

バレンシア (3/4)

日がな一日,研究活動。 文献の脚注を見て,判例検索データベースに出典番号を入力して,閲覧し,圧縮ファイルを呼び出し,フラッシュメモリーに保存して――。単調な作業の反復で,ふっと意識が遠くなる。 19時近くまで作業をして,大学を出る。夕食には,ボ…

バレンシア (2/4)

まずはバレンシア大学(Universitat de Valencia)へ行き,教授陣に挨拶をして回る。 その後は,博士論文のための資料集めに勤しむ。近くにある専門書店で法律書を買い漁る。クレジットカードの請求額が恐ろしい。 夕方には,ノルド駅の近くにある“imagenes”…

御法度

映画でも観て過ごそうとしたところ、18時からフィルモテカ(La Filmoteca,バレンシア州立映画機構)で大島渚監督作品『御法度』(1999年)を上映するというので鑑賞。1.5ユーロ。日本語音声、バレンシア語字幕。 時は幕末、衆道の狂気に取り憑かれた新撰組…

バレンシア (1/4)

朝05時に起床。05時50分にホテルを出る。地下鉄で北駅(ガール・デュ・ノール)へ移動。かなりの早朝ということで心配していたものの,かなりの数の通勤客がいて,それほど危険は感じませんでした。RER(高速郊外鉄道)のB線で,シャルル・ド・ゴール空港へ…

パリ (5/5)

ヴェルサイユ宮殿へ。中心部からRERのC5線で所要1時間ほど。10時48分着。行ってはみたものの、あまり良い印象を持たなかった。人が多すぎます。美術鑑賞を楽しめる雰囲気じゃない。 http://www.chateauversailles.fr/ 帰ろうとしたところ、宮殿内にある「両…

パリ (4/5)

09時41分、ピカソ美術館(Musee Picasso)へ。予想されたことではあったのですが、やはり肌に合わなかった。すぐに退出。開館直後で20人程しか入場者が居ないのに、その8割近くが日本人というのが何とも。 http://www.musee-picasso.fr/ 10時04分、カルナヴ…

パリ (3/5)

滞在二日目。09時07分,オルセー美術館へ。開館は10時からだったようで,屋外で待たされる。上着がないと寒いくらいに肌寒い。日本人の姿が,やたらと目立つ。 所蔵品は1848〜1914年にかけてのもの。世に名声の鳴り響く美術館だけあって,見応えはたっぷり。…

パリ (2/5)

滞在初日。09時10分,ルーヴル美術館(Musee du Louvre)へ。開館直後で並んでいる人も無く,正面入口であるガラスのピラミッドからでもすんなり入場できた。まずは混みそうな,レオナルド『モナ=リザ』を見ておく。こちらも待つことなく真正面から対峙する…

パリ (1/5)

08時00分,JL2500便にてCTS/KIX。関西空港でJL5051便(コードシェアなので実際にはAF291便)に乗り継ぎ,KIX/CDG。エコノミークラスだと航空会社の差は食事の内容くらいしか無いと思うのだけれど,エールフランスはアペリティフ(食前酒)にシャンパンを出し…

渡欧

ちょっとヨーロッパまで行ってきます。 バレンシア大学を訪問し,博士論文のための資料調査をしてきます。ちなみに全額自費(日本発着分で148,890円)。JALで手配しましたが,わざわざコードシェア便を選んだので,往路はAFエールフランス(でCDGパリまで)…

迷宮都市ヴェネツィアを歩く

陣内秀信(じんない・ひでのぶ)『迷宮都市ヴェネツィアを歩く』(2004年,ISBN:4047041688)を読む*1。 13のルートを設定し,海の都ヴェネツィアを歩いて巡る。実に魅惑的な著作。建築史家である著者が2年間に渡って住み着くことにより得られた体感的な知見…

悪名高き皇帝たち[二]

塩野七生(しおの・ななみ)『ローマ人の物語――悪名高き皇帝たち[二]』(ISBN:4101181683)を読む。 老帝ティベリウスが没し,カリグラ帝が24歳で即位。しかし政治を知らぬ若者を第一人者(プリンチェプス)に据えたことがたたって放漫財政を呼ぶ。結果,…

大学院はてな :: ほっとけない 連合の見解

edu

■ 労働契約法制に対する連合の見解 http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20050913#seemore 話題になっているのは,連合の出した談話*1。義理はないのですが,連合側を弁護してみることにします。たまたま,今日はこのあたりの資料を漁っていたので披露。 草野氏の…

よみきりもの 〔9〕

竹本泉『よみきりもの』第9巻(ISBN:4757724047)。 前略 竹本泉です 今回 とうとう 半分が アレな話に うーん3本 変な話が3本 5割―― まえがき より引用 「そこにあるゆきだるま」 朝,家を出ると雪だるまがあるという話 「なみだのむこうに」 目つきの悪い…