パリ (3/5)

 滞在二日目。09時07分,オルセー美術館へ。開館は10時からだったようで,屋外で待たされる。上着がないと寒いくらいに肌寒い。日本人の姿が,やたらと目立つ。
 所蔵品は1848〜1914年にかけてのもの。世に名声の鳴り響く美術館だけあって,見応えはたっぷり。印象派を見ただけで正午をまわってしまったので,館内に併設されているレストランで昼食。手頃な値段で食事も楽しめた。館内の装飾も瀟洒。15時に退出。
http://www.musee-orsay.fr/
 15時39分,中世美術館(Musee National du Moyen Age)へ。テーマに関心が無いわけではないのだけれど,展示の仕方に冴えが無く,どうもパッとしない印象を受けた。
http://www.musee-moyenage.fr/
 16時26分,アラブ世界研究所(Institut du Monde Arabe)。建物が奇抜。しかし,展示は面白いとは思えなかった。宗教色を取り除いているせいか,古代文明の比重が高かった。イスラム世界の現在を,というのは無理な頼みなのだろうか。
http://www.imarabe.org/
 16時56分,ノートルダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame de Paris)。そびえ立つ内部の空間は,すくっと天上へと誘う。荘厳なゴシック建築
http://www.cathedraledeparis.com/
 18時03分,ポンピドゥー芸術文化センター(Centre National d'Art et de Culture Georges Pompidou)。現代芸術は苦手です。巨大なゴミ集積場に,不燃ゴミが並べてあるようにしか見えない。こんな文句を言うであろうことが分かっていながら足を運んだ自分の愚かさ。やはり,行くべきではなかった。
http://www.cnac-gp.fr/