2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

道南(その3)

ホテルを07時50分に連れ出され,ウォーターフロント地区で降ろされました。が,朝の8時台に開いている店などあるわけもなく。このツアーは肝心なところで不適切な計画を組んでやがります。途方に暮れたものの,てくてく10分ほど歩いて朝市を眺めにいくことに…

道南(その2)

数十分おきに雨が降ったり陽光が差したりを繰り返すおかしな天候。しかも寒い。ジャケットの内側にベストを重ねても震えがくるくらい。市電の終点で降りて傘を購入してから,外人墓地,公会堂,教会群の順で散策。 レトロな造りの「来々軒」で美味しい塩ラー…

道南(その1)

ゼミ旅行の付き添いで,函館へ2泊3日でお出かけ。 札幌出発は08時40分。直行バスであれば5時間30分で済むところを寄り道していくので,観光にしては早すぎる集合。 11時10分,洞爺湖温泉にて昼食休憩。昼間の温泉街は侘びしさでいっぱい。昼前の時間帯で食事…

大学院はてな :: 2本同時掲載

edu

25日発売の『労働法律旬報』〔旬報社〕1680号(2008年9月下旬号)に,「船員労働委員会の廃止について」という文章を書きました。このたび〈海の労働委員会〉が廃止されて〈陸の労働委員会〉に統合されることになりましたので,船員労働委員会の“お弔い”を行…

西尾維新 『偽物語(上)』

取り寄せしてあった西尾維新(にしお・いしん)『偽物語(上)』(ISBN:4062836793)が届きました。午前中にお仕事があって昼下がりに帰宅。遅い昼食のあと,ちょっと気晴らしのつもりで手に取ったら面白くて―― ふと我に返ったときには1/3ほど読んでしまいま…

ONE on the contexts

d:id:then-dさんの呼びかけにより製作され,2007年8月のC72にて頒布された『永遠の現在』に寄稿した文章のうち,序から中盤にかけての部分です。なお,現時点では残部が未だあるそうなので,興味ご関心をお持ちの方は問い合わせてみてください。 1 まず最初…

野村美月 『“文学少女”と慟哭の巡礼者』

昨日は私用で日帰り東京旅行。行きは機内誌を読んでいたら着いてしまったのですが,帰りの機内では読書。野村美月(のむら・みづき)の『“文学少女”と慟哭の巡礼者(バルミエーレ)』(2007年8月,ISBN:4757736851)を。“文学少女”シリーズの第5作。 お付き…

パソコンゲーム保全推進会議(第1回)備忘録

新千歳空港を07時30分に出る始発便に乗り,羽田空港を20時55分に出る最終便で帰ってきました。これが仕事ならば,やりたくない移動パターンです。開会時刻であり10時の数分前に会場到着。 総勢12名が集まりました。まずは参集者の自己紹介となったわけですが…

押井守 『スカイ・クロラ』

夕方からのお仕事だったのですが,職場で「帰りに映画を観ていこう」と声が掛かりました。唐突だったのでどうしようかと思案したのですが,積極的に拒否するほどの理由も無し。そういったわけで『スカイ・クロラ(The Sky Crawlers)』を鑑賞。 ん〜 さすが…

中井英夫 『虚無への供物』

ずいぶんとご無沙汰していたのですが,ミステリー読書会へ。 今回のお題は中井英夫(なかい・ひでお)『虚無への供物』(ISBN:4488070116)。1954年に起こった洞爺丸事故に着想を得て書かれ,前半部分を書き上げたところで1962年の乱歩賞に応募し,1964年に…