2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大学院はてな :: 入社前研修への不参加を理由に内定を取り消せるか?

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昨日は研究会にて,宣伝会議事件*1の検討。 原告Xは,A大学大学院工学系研究科の大学院生(博士課程に在籍)。科学ジャーナリストを目指していたところ,B教授の紹介を受け,環境問題に関する雑誌を出版するY社から採用内定を受けた。当初は行き違いがあった…

大学院はてな :: 政府認定「女性にイニシアチブを握られて骨抜きになる男」

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〈診断もの〉には近づかないことにしている。何も好きこのんで「自分探し」をアウトソ−シングする必要を感じない。かといって,〈診断もの〉の存在意義を否定することはしない。外部から「本当のあなたは××なのです」とささやいてもらうことで,精神的充足を…

ヴェネチア・北東イタリア――洋都市国家の足跡

田辺雅文(文)=武田和秀(写真)『旅名人ブックス ヴェネチア・北東イタリア――洋都市国家の足跡』(第2版,ISBN:4861300665*1)を読む。 「旅名人ブックス」は知的好奇心の旺盛な方々に,ひと味違う切り口で,余暇の過ごし方を提案する新しい旅行ガイドブ…

To Heart - Remember my memories

昨晩,寝しなに高雄右京(たかお・うきょう)『To Heart Remember my memories』(ISBN:4840231370)を読む。Leafビジュアルノベル第三作『To Heart』の1年後を描いたアニメ『To Heart 〜Remember my memories〜』のコミカライズ作品。 これに関しては kaien…

大学院はてな :: 欧文校正

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学会誌に載せてもらう原稿の著者校正が届いた。出版社にて校正記号がたっぷりと書き込まれ,すでに真っ赤になっている。こういう状態で見せてもらうと,法律文化社(とその編集者)は良い仕事をしているなぁと思う。 ところが,スペイン語のアクセント記号(…

悪名高き皇帝たち[一]

塩野七生(しおの・ななみ)『ローマ人の物語――悪名高き皇帝たち[一]』(ISBN:4101181675)読了。ようやく文庫版の最新巻に追いついた。 題名の「悪名高き皇帝たち」は反語的である,と塩野は冒頭で述べる。ここで批判されるのは,紀元2世紀の初頭に活動し…

阿房列車

内田百閒*1『百閒集成 1 阿房(あほう)列車』(ちくま文庫版,ISBN:4480037616)を読む。 「なんにも用事がないけれど,汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。昭和26年から28年にかけて『小説新潮』誌上で発表されたもの。旅にまつわるエピソードが散り…

世界歴史の旅 パリ

福井憲彦(ふくい・のりひこ)+稲葉宏爾(いなば・こうじ)『世界歴史の旅 パリ 建築と都市』(2003年,ISBN:4634633000)を読む。 パリの建築物について述べる力作。 第一部「建築でたどるパリの歴史」では時系列順に,第二部「歩いて眺めるパリの街と建築…

リスト::舞台探訪

漫画/アニメ/ゲーム/小説などの舞台探訪(=聖地巡礼=ロケ地訪問)を集めた〈リンク集〉を作ってみました。作品別にまとめたものならば幾つかあったのだけれど,横断的なものは見当たらなかったから。もし,抜け落ちているものを御存知でしたら,是非お…