lavadora

 まずは洗濯をしなくては。スペインの洗濯機は、日本と違ってドラムが横向きになっています。乾燥機を小さくしたようなものと思っていただければ。

 さて、どうやって動かすんでしょう? これ。

 まずどこかに洗剤を入れなくては。左上の方に洗剤がこびりついていたので取っ手を引いてみると、引き出しになっていました。a、b、c、dと4つに仕切られているのですが、取っ手の横に

    • 1 汚れた木綿 abc 
    • 2 木綿 bc
    • 11 ウールマーク  b

という表示があったので、たぶん洗剤はbに入れればいいのでしょう。となると、右上にあるダイヤルで数字を設定すればいいのだろう、というところまでは考えついたのですが、動いてくれない。しばらくガチャガチャやっていると、不意に機械が動きはじめました。

 ダイヤルの根元をつまんで数字を合わせ、ダイヤル全体を引っ張るとスイッチが入るみたいです。勘が働いてうまくいきましたが、この操作方法は分かりにくいと思うです。

 1時間ほどで機械が止まったので取り出してみると、びしょ濡れ。脱水機能はついていないようだったので、仕方なく手絞りしました。

 その後、辞書を引きながら表示を読み返してみると、7番が脱水になってる……。カロルが帰ってきてから教わったところによると、機械が止まってから10分ほど待っていなくてはならないのだとか。