BCN/AMS/NRT

Barcelona

 出発までの時間を利用して、バルセロナ市内散策。
 たまたまパラレル駅にいたので、ケーブルカーでモンジュイックの丘へ。南側には行ったことなかったので、どんなところなのか確かめに行ったのですが…… ハイキングにはいいところでしたよ(笑)
 それからピカソ美術館へ。ピカソが括弧付きの「ピカソ」になるのはパリに行った後のことなので、バルセロナのそれは「ピカソになる前のピカソ」のもの。以前にも一度行ったことがあるのですが記憶に残っていなかったので再訪問してみたのですが…… やっぱり、私、20世紀以降の芸術とはご縁がないみたい。

JL5234 BCN/AMS

 ホテルに戻って荷物を回収し、サンツ駅までタクシーで移動して、空港行きバスに乗車。バルセロナ空港で、いつものようにチェックインしようとしたら「あちらの専用カウンターに行ってください」とのこと。見てみると、ぽつんと離れて“JAL”の表示がある。日本航空はスペインに直接乗り入れておらず、イベリア航空とのコードシェア便なのです。
 一般的には、日本人職員がいるなら言葉が通じるので安心、ということになるのですが―― 今回は、ちょっと問題が。
 「お客様、お荷物が20kgを超えておりますけれども……」
ほら、やっぱり言われた(^^;) スペイン人なら大目に見てもらえるだろうという前提で詰め込んでいたんですよ〜 少しばかり小言をいただきましたけれど、無料で預かってくれたので感謝。

Amsterdam

 今回の経由地はアムステルダムスキポール空港)。以前、KLMが札幌線を運航していたため、良く乗り降りしていました。同時多発テロのせいで運休しちゃったんですけれどね。
 真っ先に向かったのは、オランダ国立美術館(RIJKS Museum)の出張所。なんと、空港内に所蔵絵画を展示しているというのです。地図を頼りにかけつけると、カジノの隣(サクララウンジの真下)にありました。決して広くはありませんけれど、オランダ絵画が10枚ほど展示されていて、はにゃ〜ん☆ 特集されていたのはヤン・ステーン(Jan Steen, 1626-76)。当時の庶民の生活ぶりを写し取るという作風で、いかにもオランダ絵画らしい筆致の作風でした。
http://www.schiphol.nl/
http://rijksmuseum.nl/

JL 0412 AMS/NRT

 今度は正真正銘日本航空便に乗り換え、東京へ。平日なのに団体旅行客で満席…… でも、お手洗いに近い通路席にシートリクエストを入れてあったので、そんなに苦痛じゃない。
 機内食の時間。年輩の人達がこぞって和食を指定したらしく、残っていたのは洋食のみ。でも私は、欧州発の路線では洋食の方が美味しいと思うので問題なし――というか、のびきった蕎麦が出てくる和食は敬遠したい。洋食の主菜は、若鶏のソテー香草バター風味でした。