BR75 TPE/AMS

 台北(中正空港)にて乗り継ぎ。トランジット・カウンターは分かりやすい場所にあった。乗り継ぎ客は他に1組しかおらず,問題なく手続が済む。空港内の店舗を眺めてみるが,そもそも客が少なくて閑散としている上に,店舗が散らばっていており,寂れた感じになっている。まったく興味を引かれなかったので,ロビーで本を読んで過ごす。
 搭乗口に行ってみると,乗るはずのアムステルダム行きBR75便は「曼谷」になっている…… ここで,台北発アムス行きはバンコク経由であることを知る。どうりで片道16時間もかかるわけだ。
 機内食の選択は“Chicken or Poak?” もう「お肉,嫌いだもの」なんて言わせません。チキンにしたら「鶏のカレー風煮込みかけ麺」でした。食後,うとうとしていたら叩き起こされて降ろされる。寝ぼけてアナウンスを良く聞いていなかったのだが,40分後に搭乗口まで戻ってこいということらしい。到着階を出て1つ上の出発階に向かってみると,深夜の01時40分とは思えない人の数。そして客を待ち受ける店舗がずら〜っと。50数件はあったと思うけれど,店を閉めているものの方が少ない。航空政策の成功と人件費の安さとのおかげだと思うけれど,タイの国力を推し量る体験でした。
 バンコクで客が半分ほど入れ替わる。新たに乗ってきたのは,ヨーロッパ系の人がほとんど。機内食はどうするのだろう? と思ったら,全員に配られました(汗) 出されたものは食べますけれど,さすがにパンはトレイに乗せられる前にお断りしました。「ビーフシチュー(マッシュポテトと温野菜添え)」は,味付けと茹で加減がヨーロッパ風でおいしかったです(注:私の場合は褒める意味で使っていますが,一般的ではないかもしれません)。