エアーベルリン STR-PMI-VLC

 朝食を取ろうとホテルの食堂に行ってみると,奇妙な物体が目に飛び込んできました。彩色卵だ! 聞き知っては居ましたが,実物を見ると食べたくなくなるな…… 違和感の最も少なかった黄色にしました。
 09時過ぎにチェックアウトし,10時20分にSTRシュトゥットガルト空港に到着。今回は,エアーベルリン(airberlin)を利用しての移動です。ドイツ系の格安航空会社(LCC)としては有名なところなので,この機会に乗ってみようと。

当初の予定では別な日にミュンヘンから出る便に乗る予定だったのですが,航空券の手配をした後になってバレンシアでのイベントについて連絡があったので追加料金を払って変更したのでした。そのせいで合計運賃はEUR164と高くなってしまったのですが,格安航空にしては融通が利くので使い勝手が良いです。あと,今時珍しいことに国際線では軽食のサービスがあります。STRシュトゥットガルト1155分発PMIパルマ・デ・マジョルカ13時50分着AB9388便では,サンドウィッチとコーヒーが提供されました。
 パルマ・デ・マジョルカ空港はエアーベルリンがハブとしているところで,ドイツ各地からの便はここに到着し,スペイン各地へ向かう便に乗り換えます。そのため,領土としてはスペインなのですが,空港の中の風景はまるっきりドイツ。到着したターミナルは,見渡す限りすべてエアーベルリンの航空機。
 乗り継ぎのPMIパルマ・デ・マジョルカ14時55分発VLCバレンシア15時45分着AB1654便でも,国内線ですがミネラルウォーターとクッキーが配られました。
  
 ホテルは,今回で3度目の利用となる Villarreal です。WiFiが使えるようになっていたので連絡が取りやすくなりました。
 時間が中途半端なので,夕方は買い物に宛てることにしました。2週間くらいの旅行の場合,着古した衣類を5〜7日ぶんだけ持ってきます。汚れが少ないものは(洗剤は使わず)簡単にお湯ですすぎ,もう1度着用して捨てていきます。旅の後半になると,徐々に現地調達した衣類に入れ替わっていくという寸法。あと,私の体型は日本人の標準より腕が数センチ長い(襟周り40なのに裄丈86)ために,ヨーロッパ仕様のシャツでないと型があわない(日本のMサイズだと袖が引っ張られて肩がこってしまう)のです。ついでに色鮮やかなネクタイも購入。
 途中 BOCATA で,トルティージャボカディージョ(フランスパンを半分に割ってトマトペーストを塗ったところにジャガイモを入れたスペイン風オムレツを挟んだもの),パタータス・ブラーバス(ニンニクを練り込んだマヨネーズをフライドポテトにかけたもの),ファンタレモン(スペインのは果汁入り)を。庶民的メニューですが,この組み合わせだとスペインに来たという感じがしてきます。