石川孝織『釧路炭田 炭鉱(ヤマ)と鉄路と』

 勤務校の図書館に要望して入れてもらった本を最初に借りてきました。著者は釧路市立博物館の学芸員であり,本書は北海道新聞に連載された記事をまとめたもの。石炭と鉄道が主役であった昭和20〜30年代の写真にていねいな解説が添えられている。実に興味深い産業史。惜しまれるのは,地図があまりに簡略に過ぎて記事に登場する場所が把握できないことでしょうか。
ISBN:4905307082