mortadero y filemon

 映画を見に行ってきました。先日封切られた話題作「モルタデロとフィルモンの大冒険」 というスペイン映画です。研究所から持ち出された良く分からない発明品を、こっけいな2人組が取り返しにいくという筋立ての娯楽作。

 スペインでは夕方から映画館が開くので、最初の上映は16時30分。この時間だと、周りは中学生や隠居老人です。

 反省:
 娯楽映画は、言葉の勉強にはならない。

 言い換えれば、娯楽映画は映像だけでもそれなりに楽しめてしまうということなんですが。1つ1つの言い回しが短かったり、ものすごい早口だったりするので、耳の方は全然ダメでした。

 出来の方はというと、残念ながらハリウッドには負けてるな〜という仕上がり。車にひかれてペラペラになたりするあたりは『ト△とジェリー』 を彷彿とさせます。あと、スペインでしか通じないネタもふんだんに入っているのは、輸出されることを想定して作っていないことの現れですね。例えば、

* 倒れている男 「水をくれ〜」
* それを見つけた女 「Con gas o sin gas ? 」 (炭酸が入ってるのにする?)

とか。レストランで水を頼むと質問される、お決まりの日常会話なわけですが。