bandera

 19時過ぎ、市役所前広場を歩いていたところ、数十人単位の小集団が北上していくのに出会いました。先頭に紋章旗を掲げ、楽隊に伴われて歩いていきます。しかも、女性達はバレンシアの民族衣装を着込んでいる。それが1つや2つではなく、縦列を組み、時には声量を張り合いながら行進していくとなれば、着いていくしかないでしょう(笑)

 大聖堂の脇を抜けビルヘン広場を過ぎると、人だかりが出来ています。トゥリア川沿いの大通りは歩行者天国になっていて、セラーノの塔には舞台がしつらえられていました。まだそれほど人も多くなかったので、塔の真正面の位置を確保。

 20時の10分前になると周囲の照明が落とされ、塔に向けて映像の投射がはじまりました。

 う〜ん、なんだかなぁ・・・。レーザー光線とかならともかく、塔の形に合わせた影絵とか、オレンジの絵とか―― 翌日の新聞を見たら「新しい試み」とか書いてあったんですけれど。

 良くわからない感覚といえば、ロセアノグラーフィコ開館の前夜祭のこと。テレビ報道を見ていたらおさかなの着ぐるみ大行進というのをやっていたのですが、それって言い換えると半魚人なわけで。

 で、話を戻しますと、どうやら火祭り(Faller)の開幕宣言式典だったみたいです。本祭は3月19日なのですけれど、こいつらは3週間以上お祭りをするつもりらしい(^^;)

 その後、トゥリア庭園から花火の打ち上げ。日本では夏の風物詩になっているあれと変わりません。違うところと言えば、「ナイアガラの滝」は無かったことと、灰が降ってきたことでしょうか(汗)