perdiz

 あっという間に14時30分になってしまったので昼食に。トランシト教会前の広場に面したレストランに入りました。10ユーロの定食もあったのですが、今回は17ユーロの方を選択して名物料理の組み合わせにしました。

 1皿目は、カスティーリャ風スープ(Sopa Castellon)。ニンニクのスープを小さな土鍋に入れ、卵を落として煮込み、仕上げにパンをちぎって放り込んだものです。中央地域での冬の定番料理なのですが、これまで機会がなくて食べたことありませんでした。純朴な味付けだけど、おいしいです。

 そして2皿目に、トレドの郷土料理であるウズラのワイン煮(Perdiz a la Toledana)。スズメくらいの大きさのウズラさんが、羽をむしられて皿の上に横たわっています。これまたおいしかった。

 1時間かけてゆっくり食事。昼食時間帯はどこも閉まっているので動きまわっても無駄、というのもありまして。

 15時45分 サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会(Sinagoga de Santa Maria ls Blsnca)を訪問。私見ですが、ここは「時間に余裕があれば行ってみても無駄ではない」所だと思うです。

 16時00分 エル・グレコの家と美術館(Casa-Museo del Greco)。トレドに来たらここは見逃せない、というくらいの場所なのですが、これまた場所がわかりにくい。こんな家に名画を置いておいても大丈夫なのか? と思ったり。

 16時20分 サント・トメ教会(Iglesia de Santo Tome)。エル・グレコの大きな絵が1枚あるだけという、費用対効果の非常に悪いところです(苦笑)

 17時00分 広場に戻り、正面のアーチを抜けてサンタ・クルス美術館(Museo de Santa Cruz)へ。時間が余りないので、常設展だけ見て退去。

 帰りがけ、マサパン(Mazapan)というアーモンド粉を砂糖で練り上げたトレド土産を買い、18時発のバスでマドリードへ帰還。