Nit de foc

 いかに祭りといえども、ハレの日が長期化してくると感覚が麻痺してきますね。同居人たちは、さっさと床についてしまいました。私はというと、夕方から奨学金関係の書類づくり。24時に下書きを書き終えまして、それから出かけました。この日は、なんと25時30分からアラメダ広場で花火大会。開始時間がどんどん遅くなって、ついに翌日に食い込みはじめましたか(笑)

 会場へと続く道路は、8車線あるのに人で埋まっています。しかし、ところどころにぽっかりと空白が・・・。というのも、自発的かつ散発的な爆竹大会が開かれているため。どこからともなく爆竹が降ってくるので、逃げる。報復のために、向こうから爆竹が飛んでくる。盛り上げようと、さらに爆竹が投入される。こうして、円陣が生まれるわけです。

 ぉぃぉぃ。

 被害に遭わないためには、とにかく集団の中にいること。さすがに、人口密度の高いところに爆竹を放り込む奴はさほど多くないので(それでも、いないわけではない)。

 しかし、帰り道でやられました。細い道路を歩いていたら、自動車の運転席から後ろに向かって投げ込まれました(泣) 鼓膜が風圧を感じたというのは、かなりまずいと思うんですが―― 

 でも、誰も加害者に苦情を言わないんです。ま、祭りだしね。