tribunal de agua

 バレンシア名物と言われるもののうち、時間の都合がつかずに見ていなかったものがありました。毎週木曜日の12時に、大聖堂の使途の門の前で開かれるという水利裁判所。周囲に農地が広がることもあり、かなり古くから水に関する争いを仲裁してきた組織なのだそうです。今週から語学学校の時間が移ったので、一時帰国前に見ておくことにしました。

 いつもは石畳になっているところに小さな柵が設けられ、椅子が円陣に並べられています。12時の鐘が鳴ると黒い服に身を包んだ5人ほどの人物が隣の建物から出てきました。裁判官が着席すると、番人らしき人物が口上を延べ始めます。で、終わり(^^;

 まぁ、今さら水利権をめぐる紛争が頻発しているわけがないしね……。でも、観光名物になっているのだから、もう少し盛り上がりがあってもいいと思うんですけれどねぇ。