viene un locutor - episodio posterior

 寝る前に飲んでおいたビタミン剤が効いたのか、何とか9時過ぎに目が覚めました。急いで新聞を買いに。今日はアラスカのDVDだから、買い逃すわけにはいかないのです。それから舟津君に電話してみると、朝いちばんにチケット売り場へ行ってみるつもりだとのこと。スタジアム前で落ち合うことにする。

 バスを降りてスタジアムへ向かっていると、市役所新庁舎前でのみの市をやっていました。誰が買うんじゃい!というゴミの山(笑)

 舟津君がすでにチケットの入手に成功していたので、市内観光に向かうことにする。火祭り博物館、フェリペ王子科学館、ラ・ロンハ、大聖堂と見所をまわると13時。っと、ここで舟津君の顔色を見ると疲労の色が濃い。つい、いつもの感覚で動いていたけれど、日本時間ではすでに食事時間だよね(汗) レストラン前にいたウェイターに聞いてみたけれど、食事は早くとも13時30分以降にしてくれとのこと。時間調整で清涼飲料水で水分を補給した後、昼食にしました。『地球の歩き方』にも載っている “El Generalife” に行ったのですが、やはりここはおいしい。舟津君は昨日と同じバレンシア風パエジャ、私はフィデゥァ(マカロニの海鮮風パエジャ) にしたのですが、海辺のレストランに比べていねいな味付け。デザートのナティージャも、スーパーで買ってくる安物とは比べものにならない自家製の品でした。

 食後、名店 “Daniel” まで出かけて本場のオルチャータを楽しんだあと、いったん戻ってシエスタ

 1時間ほど仮眠したあとで目を覚ますと、妙な空模様。朝方からどうも湿っぽいと思っていたら、ついに雨が降り出しました。ほんの30分ほどで止んだとはいえ、久しぶりの雨が客人のいるときに降るなんて……。

 さて、今回確保した席は “Tribuna lateral”。1階正面席の左手で、前から18列目。簡単に言うと、私1人なら絶対に来ないような場所。だって、1枚111ユーロだもん。お米換算で185kg、バニラアイス111リットル、リンゴなら85kg…… 分かりやすく言うと2か月分の食費にあたるわけですが、こんな機会じゃないと来ないしね。相手がバルセロナということでいつもより高いのですが、3桁の出費はかなりきつい。明日から節約しなくちゃ。

 試合内容は、かなりの大荒れ。レッドカードが2枚出され、バレンシアは9人になってしまいました。当然敗色濃厚なわけで、3点を失った後半30分には入場者の半分は帰ってしまいました(^^;

 試合終了後、近くのバルで軽く1杯引っかけて帰途につきました。