Salida

 同居人が去っていくのを見送るくらいはしないと、と早起きしたのはいいものの、低血圧でふらふら。これはいけん、と珈琲を飲んだら、カフェインの作用で心臓の鼓動が速くなって倒れる(^^; 5分ほど横になっていたら治りましたけれど。

 物音がするので部屋の外に出てみると、いつの間にかサビーネがエレベーターに乗ろうとしている(ぉぃぉぃ)。あわてて飛び出したのですが、そこには大量の荷物が。スーツケースとリュックサックが2つずつに、ボストンバッグ……。タクシーを呼び止めたはいいものの、これは誰か手伝わなきゃいけないということで私が急遽同乗。理由は、ペルー人2人は、朝食前で嫌がったから…… まぁ、ここで断固拒絶して仕事に出かけられるような性格なら、社会保障法を副専攻にしたりしませんから、いいのですけれど。

 しかし、重い。スーツケース1つで軽く20kgは超えています。鞄1つを運ぶのでも苦労するのに、私の約66%しか身長を持たないサビーネが運べるわけがない。あーあ、リュックをかついで歩いただけでステンッと転んでるし。それでも、クマのぬいぐるみを持ち帰ろうとするのが女の子なのだな。