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 ドメインを取りました。かれこれ2年ほど前からたくらんではいたのですが、なかなか踏ん切りがつかなくて。それが先月、いまお世話になっているところが利用しているホスティング業者が突然に廃業すると伝えてきて、あわや一時休止かという事態になりました。結果的には管理者の尽力で回避できたものの、かなり心配しました。仕事で使っている名刺には、@fumica.com のアドレスを書いてあります。また、200人を超える読者を抱えるメールマガジンを発行しているという責任があり、ころころ連絡先が変わるという事態は避けたい。

 それに今日は空見(9・3) ちゃんの日なので、とても縁起が良い(笑)

 さて、ドメイン取得を決断したら、次は業者選びです。しなければならないことは2つあって、(1)レジストラーと呼ばれる登録代行業者に、ドメイン名を登記してもらう、(2)ホスティング業者から文書や画像の配置場所(サーバー)を借り、その住所をレジストラーに連絡する――という手続が必要になります。

 自前ドメインというと、.com/.net/.jp/.cc/.to あたりが定番ではないでしょうか。ところが私、どうしても英国ドメインを取りたかったのです。そうなると“.co.uk”を選べるところという選考基準で、自ずと候補は絞られてしまいました。最初は米国の老舗業者である Register.com にしようとしたのですが、2年分で$90というのは酔狂でやるには少々高い。そこで、バリュードメインValue-Domain)を通じて登録しました。.ukドメインは最低契約期間が2年なのですが、それでも請求額は2,066円(7%のクレジット手数料を含む)。

 さて次はホスティング。ところが、開業者の数が多すぎて、どこがいいのか決められない。迷っても仕方がないので、エクスリア(XREA)にしてしまいました。ここ、無料ホスティングを提供しているところなのですが、実質的には「バリュードメインドメインを取得した人」でなければ登録できません。そのぶん連携が強く、設定に必要な情報もそろっていたので、練習用には悪くはないだろうと考えました。メールアドレスも100個設定できるので、知人に配るには十分な量。使ってみて性能が思わしくないようなら、別業社に乗り換えればいいだけのことです。こちらには「有料広告免除サービス」という名目で、1年分2,556円支払いました。それでも、ドメイン取得費用と併せた年間維持費は3,589円。

 ウェブサイトに広告が出ても構わない、メールアドレスとして使う、というならば、1,000円/年たらずで独自ドメインを運用することも可能。費用面での障壁は、いつの間にかこんなにも低くなっていたのですね。