salida y llegada

 またもや同居人が出ていきました。ここで1つ訂正。この同居人の名前は、ワルテル(Walter)でした。英語風だと、ウォルターね。ペルー人だから、グワルテルという名前もあるのだろうと気にしていなかったのだ。最終日に気づくのもなんですが、男の名前はどうでもいいので(笑)

 しかしそうなると、この家の住人は2人きり。しかもお相手は、22歳の金髪娘さん(看護婦)。「アバンチュール」とか、「一夜の過ち」がいつ起こってもおかしくありません(*^^*)

 ――と盛り上げてみたところで、『お前にそんな甲斐性ないだろ』というツッコミしか来ないのが目に見えているのでやめておきましょう。ことにスペインに来てからというもの、「1人でも結構生きていける」というのが分かってしまったので。こうなると、イヌのように飼ってくれる女性か、ネコみたいになついてくる娘でも現れてくれないと(←幻想は棄てきれないでいるらしい)。

 なんていうのも束の間。ワルテルの荷物をタクシーに積み込もうと外に出たら、アントニオ(大家さん)に呼び止められました。用件は、「今日イタリア人(の男)が入居するから」。しかも、ワルテルを送り出して、30分もしないうちにやってきました。南部出身のジョバンニ。経済専攻。さすがにまずいと思って、今度は最初に名前の綴りを聞き出しましたよ。