『チャオ ソレッラ!』舞台探訪
今回ミラノを経由してバレンシアに帰ってきたので、今野緒雪『マリア様がみてる』の第17巻につき実地検証をしてきました。
最初に余談。アリタリア航空の日本就航路線は、昨春よりボーイング社の最新鋭機B777-200ERを使用しています。横3-3-3の配置でゆったりしているので、快適。ところがこの機種、エコノミークラスは249席しかないのです。リリアン女学園の1学年は、6クラス計200人ほどということなので*1、漆黒の制服によって8割以上の席が占められることになりますね。想像すると、ちょっと楽しいかも。
cf.: http://ts.sakura.ne.jp/~act/m/(マリみてDB)
まず、アリタリア航空のウェブサイト(前掲)に空港の地図がありますので、興味をお持ちの方(聖地巡礼に旅立たれる予定の方)は入手しておいてください。ミラノには2つの空港があるのですが*2、日本路線が発着するのはMXPマルペンサ空港の第1ターミナル、サテライトBの1階です。イタリア国内線(およびシェンゲン協定国路線)は、同じ階のサテライトAを使用します。免税店は両方にあるのですが、本文中の記述からするとAエリアの方でしょう。ちなみにお値段ですが、蛍光ペンは1.2ユーロでした。
http://sowhat.magical.gr.jp/spain/s_es_2004.html(証拠写真)
なお、この写真ですが、一部不正確です。文房具はレジの横にありまして、店内でコバルト文庫を取り出して撮影するには差し支えがあったのですよ(^^;) で、店員さんの視線が痛くない場所に置いてあったサテライトBで取材を敢行しました。免税店“Dufry Store”を出たところの写真は、本来のサテライトAの文房具がある側の出口で撮っています。ただ、これにしても写っているべきは紅薔薇のつぼみ(福沢祐巳)と黄薔薇のつぼみ(島津由乃)で、白薔薇さま(藤堂志摩子)が居てはいけないのですが…… 表紙絵を切り張りしてまで忠実さを保つ気はなかったので、ご容赦くださいませ。
cf.: http://ccsf.homeunix.org/fnews/gokigenyou/diff/(水野夢絵さんによる武蔵野/三鷹探訪)