白衣×メガネ男子×白きづき
季刊から隔月刊行へと移行して最初の『ガンガンパワード』(ASIN:B000G5S13M)を買ってくる。いや,かなり前から買い続けているわけなのですが*1,あまり読むところが無いんですよね……
で,今号も『ラブリー百科事典』が載っているのを確認してから*2,パラパラとめくっていたところ,きづきあきら+サトウナンキの新連載『メガネ×パルフェ!』が載っているのに気づく。
雨宮みさお。15歳。富田学園の新入生。部活に入りたいがために入学。
――メガネ部に。
うぐ,と思ったら甘かった。
彼女らの聞き取り調査の結果,非公式ながら存在しているその部の,より正しき名がもたらされる。
――白衣メガネ部
ぐぁ,と思ったら未だ先があった。
彼女は,ずっと注射男を探していた。車にはねられた猫を抱えてうずくまってきたところに,声をかけてきたメガネ男子を。そして再会。しかし,そこで彼女は症候群に罹患していることを宣告される。
――白衣高血圧。
おバカですぅ(><)
まだ何も決まっていない頃。
なんの漫画にしようかと、ネタ出ししている時 きづき が言いました。
「白衣メガネ部」
http://blog.livedoor.jp/t_rkd/archives/50931758.html
これは面白い。これからに期待を抱かせてくれる幕開けでした。ストーリーからしてコミカルなのですが,絵柄も楽しい。時折“たれぱんだ風つぶれアンパン”になるヒロインの愛くるしいことったら!
共同制作者として「サトウナンキ」の名前が表に出てきていますが,従前よりきづきあきらとパートナーを組んでいたので,制作体制のレヴェルで変更があったわけではない。しかし,この打って変わった“黒くない”作風は魅力的です。これまでの作品を形容していた「透明なナイフ」「痛いです。」などはどこへやら(今後の展開は余談を許しませんが)。
白きづき,今後が楽しみです。“桃きづき”になったりして……。