男鹿和雄展

 東京でお仕事に備えて前日泊。早めの便で移動し,東京都現代美術館で開催されている『ジブリの絵職人 男鹿和雄(おが・かずお)展』を観る。
 もう素晴らしいの一言。
 『幻魔大戦』に始まり,『となりのトトロ』『もののけ姫』『耳をすませば』を経て今日に至るまでの間に氏が手がけた背景画や美術ボードが,たっぷりと展示されています。少し早足で見て回っても2時間はかかりました。15時30分に入館した際,待ち時間は無かったものの,場内にはかなりの人が詰めかけていました。
 場内で販売されていた画集(2,800円)を記念に買い求めてきたが,出来が大変に良くて嬉しい。ジブリ・グリーンとでも称すべき鮮やかな記憶色が綺麗に出ている。展示されている作品が網羅されており,細部までじっくりと眺め返すことができる。