[Libro]葵せきな 『生徒会の一存』
往路の機内で読んでいたのは,葵せきな(あおい・せきな)『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録〔1〕』(ISBN:4829132523)。
ギャルゲーのハーレムエンドを主人公が自覚的に展開しつつも日常ルートから個別シナリオへ分岐しないよう抑制的に行動の制御が行われていることがヒロイン群の側からメタ的に提示されており作者においても「四コマ小説」とのたまう変な作品。バカだ!壮絶なるバカだよ!(←誉めている)
先行作品からの引用が多いので,旬を外すとつまらないものに成り下がってしまいそう。ノリと勢いに鮮度のあるうちにいただきましょう。
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