谷川流原作『涼宮ハルヒの消失』

 そろそろ空いてきた頃かな……と昼下がりの映画館へお出かけ。春休みに入った学生に混じり『涼宮ハルヒの消失』を鑑賞。
 良かった。もともとストーリーラインは原作の中でも秀逸な巻ですしね。
 先月の21日のことなのですが,所用があって関西に出かけてきました。日曜日だったので在住の知人達に声をかけてみたところ4人ほど集まってくださいまして,甲陽園駅の周辺を案内してもらってきたのです。

同行者達が住宅街で急にそわそわし始め,

排水溝に近寄ってみたり,交差点に見入っていたり,

自動販売機の前で立ち止まったり,

イタリアンカフェでは線路沿いの奥から2番目の席に座りたかったとか2色ボールペンを忘れてきたとか病院のネオンサインが違うとかつぶやきだしたりするのを見て,事情を知らない周囲の目からだとこんなにも奇怪な動きに見えているのか――と自戒したものです。今なら,最後に校門前に連れて行かれた理由も分かるのですけれどね。