バレンシア(その2)

 10時過ぎに大学へ行き,留学時代にお世話になった方々への挨拶まわり。
 12時30分,ヘスス教授から「着いておいで」と誘われるままにお出かけ。行き先は,市役所広場に事務所を構える弁護士さんのところでした。事務所のバルコニーから,ファジャス(Fallas)のマスクレータ(Mascleta,花火)を見よう,ということだったらしい。で,スペイン人が昼時に客を招いたら飲み物や食べ物を出すというのも自然な流れ。というわけで,3時間近く食べ続けながら会話をしてきました。話題は「これからの原子力政策」だったりすると,ただ聞いているだけでしたけれどね。
 おいとましたのは16時30分になってから(注:スペインでは14〜16時が「昼休み」なので,現地感覚ではそんなに遅いという感じはない)。明後日のバルセロナ行きバスの予約をして,いったん学生寮に戻る。途中,コミック専門店に立ち寄り『涼宮ハルヒの憂鬱』(ツガノガク版の第8巻,ISBN:9788415108030)と『鋼の錬金術師』(第1巻,ISBN:9788498148749)のスペイン語版を購入。
涼宮ハルヒの憂鬱 (8) (角川コミックス・エース 115-10)
 20時30分,フアンマ教授のお誘いを受けて食事に出かける。「日本から来たなら魚がいいだろう」と,海の近くのレストラン『Restaurante El Cabanyal』へ。前菜にアンチョビとイカ,主菜にはマグロのステーキを美味しくいただいてまいりました。
 旧交を温めるのが来訪の目的とはいえ,胃を酷使した一日でした。