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 ヨーロッパ旅行は4回目ですが、過去3回はすべてアムステルダムスキポール空港)経由でしたので、ロンドン(ヒースロー空港)に来るのは初めて。で、やられました。ヒースロー空港は構造が複雑で枝道をそれてしまい、入国の列に入ってしまいました。30分並んだあとで係員に間違いを指摘され、「スペイン行きのイベリア航空は別棟のターミナル2へバスで移動する」、「入国審査はマドリードで行う」というのがわかりました。

 どうにかイベリアのカウンターに辿り着いたのですが、またまた問題発生。係員に搭乗口を聞いたら、「エス・カンセラード」、つまりその便は運航がキャンセルされたと言われる。イベリア航空だからそんなこともあるのかと(その時は)納得したのですが、他社便でも幾つかキャンセル便があったので、スペインの航空会社だから悪いということではないみたいです(笑) IB3171ロンドン−マドリード線(18時15分発)から、IB3167便(19時15 分発)に振り替えられましたので、さほどの打撃は受けずに済みました。

 しかし、英国がユーロに参加していない弊害を食らいました。ホテルに遅着の連絡をしようにも、飲食で時間をつぶすにしても、お金(ポンド)がない ―― ヒースロー空港へは初めて来たうえに、構造が複雑で銀行のATMを探すこともままならず。仕方ないので電話はクレジット払いでかけましたけれど。ロンドン経由は路線も多く便利なのですが、意外な落とし穴でした。

 同じスペインでも、マドリードバルセロナならばパリ(シャルルドゴール空港)等を経由地にするというのも可能なのですが、バレンシアには就航していないので無理。次回は、ヒースロー空港の地図を手に入れておかないと。