Tatsuya Takahashi

 なんか、勢いがついてきたから、そのまま続けます。“White Album”を定義しようと調べていて、高橋龍也氏の文章を目にしました。

 TINAMIの方は、発表当時に読んでいたのだけれど、アクアプラスの迷走が顕在化した今読み返すと新鮮。く〜、悔しいけれど、手玉に取られていたんだよな。私は、高橋氏の作品を高く評価しつつも心の底からは惚れ込めないでいたのですが、往年のゲーマーがそういう反応を示すように仕向けられていたのだもの。数枚上手。TINAMIXで例に出てきているゲーム、私が前線で批評を展開していたときのもの達ばかりで、思わず白熱。現役で親しんでいたのは、『YU-NO』までの時期なので、ちょうど重なる。『同級生2』は、その分量に負けて、初めてフローチャート作りを断念したし。剣乃ゆきひろ氏の『Desire』は傑作だよと言っても通じないなぁと思っていたら、いつの間にか10年近く前のことになっていたんですね(汗)