大学院はてな :: 有斐閣アルマ『労働法』

 浅倉=島田=盛 『労働法』〔第2版〕(ISBN:4641122393)の謹呈本を頂戴しました。島田陽一先生、ありがとうございます〜。
 餌付けされたからというわけではないですが、これはいい本です。法学部の学生が労働法を学ぶための教科書として、バランスの良い仕上がりになっている。浅倉むつ子教授が「ジェンダー」「セクシャル・ハラスメント」「男女共同参画」の部分を担当しておられるので、類書よりも女性労働に関する記述が手厚いのが特徴。また、盛誠吾教授が「集団的労使関係法」(労働組合法)の解説を担当され、かなりの分量を割り当てているのも近年にしては珍しい構成(さすがです)。
 見比べて選びたいという人に、同じくらいのレヴェルのものを挙げるとすると

でしょうか。あれれ、みんな有斐閣だ(^^;)
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