大学院はてな :: 終了のお知らせ

 長らくご愛顧いただいておりました(?)当コーナーですが,今回をもちまして終了いたします。このたび大学院を退学することになりましたもので……。新年度からは,従前からの専門学校講師ならびに公務員・教員予備校講師に加え,某大学にてスペイン語の非常勤講師として勤める予定です。任用手続については当の本人も把握できていないのですが,シラバスに自分の名前があったので,公表しても差し支えないでしょう。
 語学教育についての打診は数年前よりいただいていたのですが,外国語を専門としておられる方にお任せするべきだろうと思い,お断りしておりました。ただ,具体的にお話を聞いてみたところ,確かに時間単価は最低賃金の8倍近いのですけれども,地方都市だと担当可能なコマ数が少ないので,わざわざ“内地”から移住してきていただいても生活するには足りない収入にしかなりません。すでに札幌にいる人で遣り繰りしなければならないという事情があり,かつ,母校の新入生が大学に馴染んでいく時期に支えていくという仕事ができる――ということで,お受けした次第です。
 H大学でスペイン語の教育にあたる者は総勢7名ですが,その中でみても(さらには全国的にも)法学を出自とする者ということで相当に異色の存在かと思います。これを機に,私自身も大学教育のあり方について実地に経験を積みながら勉強していくつもりです。2009年度の前期は文系4学部(文・教育・経済・法)のクラスを担当します。(未だお会いしてもおりませんが)担当学生の皆さん,どうぞよろしく〜。
 なお,在野の身ではありますが労働法&社会保障法の研究も続けていきます。取り上げ方は変わっても社会問題への関心を無くしたわけではありませんので,今後も形を変えつつ,話題を取り上げていくつもりです。
 ちなみに。これで「地理学」「歴史学」「SPI対策」「ビジネス文書」「政治(憲法)」「知的財産(特許法)」「行政法」に加えて「スペイン語」まで教える科目の幅が広がりました。器用貧乏