HARRY POTTER y el prisonero de Azkaban

 海外在住日記
 日本の皆さん、ひと足お先に失礼します。封切り初日に、映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(スペイン語吹替版)を観てきました。
 ま、あらすじの紹介は ISBN:4915512401 にあるし、当該キーワードに情報源を書き加えておいたので、そっちの方でも読んでください。
 感想。ううっ。ハーマイオニーたんが、ハーマイオニーたんが…… かわいくなくなっちゃったよぉ〜 うわ〜〜んっ(号泣)
 なんか、育ってます。第1作では、小憎らしい感じがたまらない10歳。第2作も、まだあどけなさが辛うじて残っていた。それがもう「かわいい女の子」じゃなくて、「綺麗な女優」へと成長を遂げています。ここは広い心で言祝ぐべきなのでしょうけれど…… さらば、愛しの(我が心の中の)ハーマイオニーたん。僕は、あの日の君を忘れない。



 内容については…… あまり書くこと無いんですよね。ハリー・ポッター・シリーズに対して、わざわざ推薦文を書く必要はないし。心配されたダンブルドア校長の交代も、さほど違和感なかったし(ちょっと貫禄が減りましたが)。敢えて言うと、画面の派手さとか壮麗さというものが弱かったように思うのだけれど、これは監督が替わったためなのか、物語に合わせたせいなのか判断つきません。
 気になったところは服装。学年が上がり、だらしなくなってしまったのか、ネクタイの結び方が美しくない。特に山場に入ってしまうと制服を着てすらいないので、ホグワーツ魔法学校「らしさ」が形としても存在していない。まるで、エプロン姿のお姉さんがいない神戸屋キッチン、あるいは袴のお姉さんが見あたらない馬車道――そんなわびしさがありました。
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