2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

cartas

14時過ぎに、札幌の実家に到着。1年分の郵便物を開封し、とらのあなとかメッセサンオーとかamazon.comとかamazon.co.jpと書かれた箱から荷物を取り出したりしているうちに日が暮れる。

パリ歴史探偵術

空港内の書店で、宮下志朗『パリ歴史探偵術』という本を買い求める。パリに残る無名の歴史遺物を見て歩くというもの。1867年に出版された観光ガイドをひもときながら乗合馬車や局留め郵便について語ってみたり、公衆トイレを探し歩いてみたり。第1章の第1節…

JL5052 (AF292)

一眠りし、ウラル山脈を越えたところで目が覚める。すると、なんかいい香りが漂ってくる。ということで、カップうどんの軽食。空腹じゃなかったはずなのに…… 座席モニターには飛行経路が表示されるのですが、ウランバートル(モンゴル)を通り、北京上空を通…

JL5052 (AF292)

13時35分、CDGパリ発KIX関西行きに搭乗。便名はJAL日本航空ですが、コードシェア便なので実際はAFエールフランス。かなり遅れて乗り込んだのですが、発券時のシートリクエストが通っていたみたいで、無事に通路席(39J)を確保できました。国際線でボーイン…

AF1477

10時25分、エールフランス便でバレンシアを出発。12時30分、パリ着。航空機への乗り降りに搭乗橋が使えない場合、階段(タラップ)を降りてバスに乗り込むというのが普通なのですが、ここでは面白いものがありました。何と車台の下にてこが取り付けられてい…

坂の上の雲 (8)

司馬遼太郎『坂の上の雲』第8巻。最終巻。1905年(明治38年)5月27日早朝、ついに対馬海峡に敵艦が姿を現した―― 最終幕は、日本海での決戦。ですが、中身は省略。この巻で面白いのは、ずばり「あとがき」です。単行本掲載時に書かれた6本と、島田謹二による…

坂の上の雲 (7)

司馬遼太郎『坂の上の雲』第7巻 旅順が落ち、日露両軍の総力がぶつかる奉天会戦へ。そして海では、欧露から回航してきたバルチック艦隊が宮古島まで到達した―― という海陸の戦闘模様で終始する巻です。

坂の上の雲 (6)

司馬遼太郎『坂の上の雲』第6巻。 この巻で注目したいのは、諜報活動に従事した陸軍大佐・明石元二郎その人である。公使館付きの武官としてロシアに入り、開戦により公使館がペテルブルクを引き上げるとともに、ストックホルム(スウェーデン)へ移る。そこ…

坂の上の雲 (5)

司馬遼太郎『坂の上の雲』第5巻。旅順、未だ陥落せず。この辺りはあまり面白くありません。というのも、個々の戦役について微にいり細にいり書き記されているため。あまりにも仔細に過ぎるのも考え物です。

坂の上の雲 (4)

司馬遼太郎『坂の上の雲』第4巻。日露戦争の序盤戦についての話。 まず、日露戦争における旅順の位置づけを確認しておこう。日本から軍隊を送る場合、海上輸送に頼ることになる。そのための輸送船が攻撃されれば、日本は補給線を断たれることになる。制海権…

坂の上の雲 (3)

続いて第3巻。前半は日露戦争の開戦前夜。その準備にあたった人物、山本権兵衛(ごんのひょうえ)に着目しておきたい。彼は日清戦争に先立つ明治26年にも、海軍の上層部を占めていた人物を大量に整理している。維新の功績でその職にあったというだけの使い物…

坂の上の雲 (2)

司馬遼太郎『坂の上の雲』第2巻読了。実は、かなり前に最後まで読み終えてしまっています。1冊ごとに記録しようと思っていたのに、面白くて次々と読み進めているうちに、書き残す機会を逸してしまったのでした。 第2巻は、日清戦争の周辺。ここで注目したい…

palabra oculta

『○ー○ー○ー○』。 キーワードになっていると伏せ字にしても効果が無いよなぁ――と思っていたのですが、発想を転換し、キーワードの方を編集することで解決を図ってみました(笑) cf.: id:genesis:20030906#p5 cf.: id:Yuichirou:20040320#p1