2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大学院はてな :: 文書送付行為

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労働法の研究会にて、海外漁業協力財団事件の検討。 原告Xは、交通事故にあって頸椎を捻挫し、傷病休暇を取得していた労働者。被告Yは、Xが治療に専念しているのかを疑問に思ったことから、弁護士を介して探偵社A社に調査を依頼した。ところが、A社の調査員G…

大学院はてな :: はてなグループの教育的利用

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辻大介(id:dice-x)氏による試み。大変興味深く拝見しました。 http://d.hatena.ne.jp/dice-x/20050509#p1 http://honwaka.g.hatena.ne.jp/dice-x/ 私は、農業系の専門学校で「文章表現法」という講義を担当したことがあります。要は、就職活動を控えた学生…

ロンドン

鈴木博之(すずき・ひろゆき)『ロンドン――地主と都市デザイン』(1996年1月/ちくま新書/ISBN:4480056572)読了。 ロンドンという巨大都市は、地主たちによって別個に開発されたエステート(estate)の集合体である――と説く、近代建築史の本。第1章ではLHR…

四季 冬

森博嗣(もり・ひろし)『四季 冬――The Four Seasons, Black Winter』(ISBN:4061823639)読了。 「それでも、人は、類型の中に夢を見ることが可能です」 「人間の命など、すべて類型ではないのかね? 人の躰など、人の思考を形にするための類型だ」 誰の発…

大学院はてな :: 学会準備報告

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今月末に開催される日本労働法学会の第109回大会にて、個別報告をします。 とき 2005年5月29日(日) 10時25分より (60分間) ところ 慶應義塾大学 (三田校舎) 題名 スペインの従業員代表制 (で登録したのですが、実際のところは「スペインの集団的労使…

四季 秋

森博嗣(もり・ひろし)『四季 秋――The Four Seasons, White Autumn』(ISBN:4061823531)読了。 うわ〜、びっくりだよ。 あまりにも仕掛けが大がかりすぎて、してやられました。×年(と××冊)とが、このためのカモフラージュだったなんて……。はてな年間100…

さよなら、ぺとぺとさん

木村航(きむら・こう)『さよなら、ぺとぺとさん』(ファミ通文庫、ISBN:4757719000)。 つまんない……。 さして厚みのないキャラクター達が、ドタバタ騒いでいるだけでした。はてな年間100冊読書クラブ 〔#011〕

大学院はてな :: 世界がもし100人の博士でできていたら

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学振の申請書づくりに勤しんでいる同胞に捧ぐ。 ▼ 創作童話 『博士(はくし)が100にんいるむら』 http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html 残酷性を備えてこそ童話。ちなみに私ですが、まだ博士号を取っていない(留年して単位取得退学を回…

四季 夏

森博嗣(もり・ひろし)『四季 夏――The Four Seasons, Red Summer』(ISBN:4061823396)読了。 真賀田四季は、あの日に至る。『すべてがFになる』の、はじまりの時間に。 この小説を読むべきであったのだろうか。空隙が埋められたことで安堵する私と、あの冷…

世界の終わりの魔法使い

西島大介(にしじま・だいすけ)『世界の終わりの魔法使い――Ça ne fait rien』(ISBN:4309728464)を読む。 なんかヨクワカラナイ。いや、ストーリーはわかりやすいのだけれど、作品の位置づけがヨクワカラナイ。 非立体的かつ記号的な絵柄。 水平・垂直に裁…