2005-01-01から1年間の記事一覧

地底王国の脅威

神坂一(かんざか・はじめ)『スペイヤーズすぺしゃる〔24〕地底王国の脅威』(ISBN:4829117109)を読む。 メイド服って胸きゅん。あんなキャラでも,ふつーの人に見える。 はてな年間100冊読書クラブ 〔#072〕

大学院はてな :: 日勤教育を苦にした自殺

edu

JR西日本尼崎電車区事件(大阪地裁判決・平成17年2月21日)*1の判決文を精読する。 2005年4月25日に発生した福知山線の事故により「日勤教育」は一躍知られるようになったが*2,これは脱線事故の起こる2か月ほど前に出されていた判決。日勤教育についてはマ…

ひだまりスケッチ

アニメイトで平台に並んでいたところを見かけ,表紙に惹かれて買ってきた四コマ漫画,蒼樹うめ『ひだまりスケッチ』〔1〕。 お,面白いです。これ。 憧れのやまぶき高校美術科に入学したゆの。 親元を離れ,学校近くのひだまり荘で友人達と楽しい日々を送り…

クールベ美術館展

art

大学からの帰り途,大丸札幌店での「クールベ美術館」を観てきた。 ギュスターヴ・クールベ(1819-1877)は,19世紀の中頃にフランスで活躍した画家。世界で最初に「個展」を開いた人物だということは,パリのオルセー美術館に収められている大作『画家のア…

ぺんぎん書房

う,うわぁ…… 突然のご報告になりますが、株式会社ぺんぎん書房の清算に伴い、COMIC SEED!は休刊させていただく事になりました。 http://comicseed.com/ 今は,きづきあきらさんの行く先について祈るばかり。 漫画家として復帰して軌道に乗せるのはとても難…

大学院はてな :: 学会誌

edu

日本労働法学会の学会誌106号(ISBN:4589028794)が刊行されました。私の論文『スペインの従業員代表制度』を掲載していただいております。本年5月29日に個別報告した内容をまとめたものです。まもなく大学図書館等に入ると思いますので,お読みいただければ…

ヴェニスの商人

マイケル・ラドフォード監督作品『ヴェニスの商人』を観てきた帰り道。 http://www.venice-shonin.net/ この先にはネタバレがあります。 「音楽が良かった〜」 「うん。声楽も,器楽曲も」 「さすがMGM」 「?」 「Metro-Goldwyn-Mayer」 「あ,『トムとジェ…

チェーザレ・ボルジア

昨晩は研究会の後,後輩に誘われて(自棄)酒を飲みに行く。家に帰り着いたところで尽き果て,寝台の上で倒れ込む。26時過ぎに目が覚めたので,読みかけであった塩野七生(しおの・ななみ)『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』*1を開く。 今を去る…

大学院はてな :: 日本学術振興会

edu

学振からハガキをもらいました*1。 http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyo.htm *1:伝説によると,特別研究員に採用されれば封筒がもらえるらしい。この世の名残に見てみたかったなぁ……。

無責任の構造

岡本浩一(おかもと・こういち)『無責任の構造――モラル・ハザードへの知的戦略』(ISBN:4569614604,2001年)を読む。 著者は社会心理学者。原子力安全委員会の委員を務める。本書は「バケツでウラン」ことJCO臨界事故の事故調査委員会の委員を委嘱」される…

Salon del Manga XI

今週末には「スペインのコミケ」こと「第11回サロン・デル・マンガ」が開催されます。この期間にバルセロナへお立ち寄りの際には,ぜひ足を運んでみてください。日本からの召致ゲストは,田中比呂人さん。 http://www.ficomic.com/salonmanga2005/ 土曜日(2…

ヒビキのマホウ〔1〕

依澄れい+麻枝准『ヒビキのマホウ』〔1〕(ISBN:4047137138)。 発売直後に買って一度読み,保留しておいたもの。再読してみたのだが,やはり何とも評価しづらい。 ストーリーは,これといった才能に恵まれていないヒビキが,マホウツカイの権威であるシロ…

テーブルの雲

林望(はやし・のぞむ)『テーブルの雲――A Book for a Rainy Day』(ISBN:4101428212)。1993年刊行。ビルバオ空港での待ち時間に読んだ。 恩師に食べさせてもらった十万円のマグロ,イギリスの富士山,ミュンヘンを闊歩する裸体主義者,国語教育論―― 今回も…

大学の話をしましょうか

森博嗣(もり・ひろし)の新刊『大学の話をしましょうか――最高学府のデバイスとポテンシャル』(ISBN:4121501950)。先日,学会に向かう機内で読んだ。 この春に名古屋大学を退職したらしく*1,そのせいか大学に対する「遠慮」が無くなって,ちょっぴり辛辣…

倉敷

倉敷に足を伸ばす。岡山からは普通列車で16分ほど。 まずは大原美術館へ。倉敷紡績(クラボウ)の経営者であった大原孫三郎(おおはら・まごさぶろう,1880-1943)の名を冠した私設美術館。欧米の美術館と比べると西洋画のコレクションが貧相なのは当然だが…