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国立新美術館 『ハプスブルク展』

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国立新美術館で開催中の『THEハプスブルク――華麗なる王家と美の巨匠たち』を観に行く。定冠詞に英語の“THE”を付けてハプスブルクを語るのは如何なものか。週末の午前中ということもあって人だかりができておりました。出品作は大作が多く豪華絢爛。

国立西洋美術館 『古代ローマ帝国の遺産』

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昼過ぎのエア・ドゥ便にて東京へ。国立西洋美術館にて開催中の『古代ローマ帝国の遺産――栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ』を観に行く。17時を過ぎてから入管したのですが,延長開館の時間帯だけあって人も少なく,落ち着いて見られました。 最初のフロアで…

九州国立博物館+福岡県立美術館

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午前中は太宰府へ。通りがかったので天神様にご挨拶しておこうと天満宮に寄ったところ子供がたくさん。七五三であったのをすっかり失念しておりました。境内を抜けて連絡トンネルを通り,九州国立博物館へ。企画展は『古代九州の国宝』を開催していたのです…

Bunkamura 『忘れえぬロシア』

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銀座線に乗って渋谷へ向かい,続いてはBunkamuraザ・ミュージアムでの『忘れえぬロシア――国立トレチャコフ美術館展』を観る。あいにくの雨模様であることに加え,ちょうど昼食時に入場したということもあって,場内は人も少なく落ち着いた雰囲気。 ロシア絵…

国立西洋美術館 『ルーヴル美術館展』

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水道橋のホテルを09時30分にチェックアウトし,荷物を預けて上野へ。国立西洋美術館にて開催中の『LOUVRE ルーブル美術館展――17世紀ヨーロッパ絵画』を観る。09時48分にチケット売り場で数人が並んでいる列の後ろについたところ「ただいまより入場規制を開始…

ブリヂストン美術館 『Paris Passages』

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お仕事のため東京へ。 羽田空港からの電車を宝町で降りてブリヂストン美術館に立ち寄り,企画展『都市の表象と心象――近代画家・版画家たちが描いたパリ』を観る。 1800年代に行われたパリの都市改造の際,移ろいゆく風景を捉えた作家達による作品を集めての…

国立西洋美術館 『ハンマースホイ展』

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午前中は研究会に参加。 帰路,上野に立ち寄り,国立西洋美術館で開催中の『ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情』を観る。11月16日放映のNHK『新日曜美術館』を観たところ大変に興味を惹かれ,実際に対面するのを楽しみにしておりました。 http://ww…

Bunkamura 『ワイエス展』

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共著で本を作っていたので,名古屋から戻ってきてから此の方,ずっと余裕を欠いた状態になっておりました。 今日は出張の都合で東京前泊。せっかくだから美術館に行こう! と思ったら,祝日の翌日なので(火曜日なのに)主だったところは軒並み振替休館。し…

名古屋ボストン美術館 『ペリー&ハリス』

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昨日,日本スペイン法研究会に参加のため,名古屋へ来ました。 当地の友人と昼食をご一緒する約束を取り付けたのですが,ホテルのチェックアウトからの数時間をどうしたものか。小雨がぱらついているので,屋外を散策するには不向きだし……。 市内の美術館の…

Bunkamura 『ミレイ展』

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ホテルをチェックアウトし,人形町から渋谷へ。Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催中の『英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァット・ミレイ(John Everett Millais)展』を見に行く。渋谷駅からの巡回送迎バスに乗ったため東急本店の中を突っ切るこ…

損保ジャパン東郷青児美術館 『ジョットとその遺産展』

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研究会と勉強会と学会とが重なったので4泊5日の東京滞在です。 勉強会は15時からでしたので,その前に損保ジャパン東郷青児美術館にて『西洋絵画の父 ジョットとその遺産展――ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画』を観てきました。 もともとは…

国立新美術館 『静物画の秘密展』

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こんどは日比谷線に乗り,六本木駅で降りて国立新美術館へ。『ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展』(Europian Still-Life Painting from the Kunsthistorisches Museum Wien)を見にいきました。 展示は文句無しに良かったです。出来たばかりで空間的…

東京都美術館 『フェルメール展』

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絵画の中で好きなジャンルは何? に対しては暫定的に「ネーデルラント絵画」と答えています。これが時代が下って「オランダ絵画」になると少し違ってくるのですが,それにしても『フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち』(Vermeer and the Delft…

国立西洋美術館 『コロー』

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お昼過ぎまで研究会に参加。終わったのは13時で,搭乗予定の航空機が離陸するのは16時20分…… 大丈夫かな? 九段下から東西線と日比谷線を乗り継いで上野駅へ。公園に向かおうと試みるも,細長い商店街(アトレ)に入り込んでしまう。ようやく山下口から屋外…

クロード・モネの世界

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名古屋での研究会に参加するため出張。今月は新潟・熊本・東京・名古屋の4都市に出かけるという慌ただしいことに。 ホテルをチェックアウトした後,名古屋ボストン美術館での『クロード・モネの世界――ふりそそぐ陽光,色彩のメッセージ』を観てきました。標…

少女マンガ パワー!

上野から銀座線に乗って渋谷へ行き,東急東横線に乗り換えて武蔵小杉へ。川崎市市民ミュージアムで開催されている『少女マンガ パワー!――つよく・やさしく・うつくしく』へ。 http://shojomangapowerfan.blogspot.com/ これは実に良かった。 少女マンガ史を…

ウルビーノのヴィーナス

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昨日,研究会へ参加するため東京に出てきたのですが,その後は自費で宿泊。そして,開館直後の09時40分に国立西洋美術館へ赴いて『ウルビーノのヴィーナス』展を見てきました。 http://www.venus2008.jp/ が,ちょっと……。 主たる作品と言えばティツィアーノ…

アンカー展

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翌日のお仕事に備えて,前日の内に東京へ。 夕方に少しばかり時間があるので絵を観に行こうと思ったのですが,「××美術館」と名の付くところの案内を見ても西洋絵画のめぼしいものがない。国立西洋も長期休館中だし。 それで検索範囲を少しばかり広げてみた…

セザンヌ+モリゾ

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昨夕,東京でお仕事があったのですが,帰りの便が満席で取れなかったもので泊まっていくことにしました。 搭乗便までの待ち時間を利用して,ブリヂストン美術館での「セザンヌ4つの魅力 ―人物・静物・風景・水浴―」と,損保ジャパン東郷青児美術館の「美しき…

レンブラント+ロートレック

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とある研究会に参加のため名古屋へお出かけ。帰りの飛行機まで時間があったので美術館に寄ってきました。 まずホテルの近くであった愛知県美術館での「ロートレック展――パリ、美しき時代を生きて」。19世紀末の頽廃的文化を表象するかのようなポスター作品を…

芸術新潮『ニューヨーク 美術館をめぐる冒険』

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どうにもふらふらするので風邪薬を飲み,毛布にくるまりながら芸術新潮2007年9月号(asin:B000UPMURQ)の大特集『ニューヨーク 美術館をめぐる冒険』を眺めて午後の時間を過ごす。 ヨーロッパ好きの反動からか《アメリカ》が苦手でして,合衆国の地に足を踏…

ベルリン美術散歩

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昨年,映画『ヒトラー 〜最期の12日間〜』を観て,第二次世界大戦終了時におけるベルリンの荒廃を強く印象づけられました。それが意識の底で引っかかっていた時期に書店で見かけ,買ってきたのが水沢勉+津田孝三『ベルリン美術散歩』(とんぼの本,ISBN:410…

男鹿和雄展

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東京でお仕事に備えて前日泊。早めの便で移動し,東京都現代美術館で開催されている『ジブリの絵職人 男鹿和雄(おが・かずお)展』を観る。 もう素晴らしいの一言。 『幻魔大戦』に始まり,『となりのトトロ』『もののけ姫』『耳をすませば』を経て今日に至…

国立西洋美術館 『パルマ展』

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午前中,研究会に参加。 帰路,上野へ寄り道をして国立西洋美術館の企画展『パルマ――イタリア美術,もう一つの都』を鑑賞。 昨年9月にイタリアへ旅をし,パルマ国立美術館の所蔵品を観ているのですが,今回来日しているのは「パルマゆかりの品々」を各所から…

昭和館「手塚治虫の漫画の原点」

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会合へ参加するため東京まで日帰り出張。初めて行く場所だったので,かなり早めの便に乗って移動する。 目的地の九段下駅で降りたところ,日本武道館周辺の景観が見事だったので散策し桜を愛でる。あとは珈琲でも飲んで時間調整をしようと思い九段の坂を降り…

芸術新潮 「イギリス古寺巡礼」

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芸術新潮2007年4月号「イギリス古寺巡礼――中世の美を訪ねる旅」(ASIN:B000O58YOK)を眺める。 これまで西洋美術に触れる機会を得たが,「英国の」「中世の」「キリスト教の」が重なると,まったくもって不知である。本特集は,英国の中南部に散らばるイギリ…

国立西洋美術館

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帰りの飛行機を夕方にして時間を作り,上野の国立西洋美術館を訪ねる。 ヨーロッパの絵画美術館は幾つか巡っているが,母国の首都にある美術館へ足を運んだことはなかった。学会参加のために東京へ出かけることは多いものの,これまで休館日の都合で出かける…

朽木ゆり子 『フェルメール全点踏破の旅』

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朽木ゆり子(くちき・ゆりこ)『フェルメール全点踏破の旅』(集英社新書,ISBN:4087203581)。映画公開後の人気上昇を当て込んだ便乗本と言えなくもないのだが,長年に渡ってフェルメール(Johannes Vermeer, 1632-1675)を追いかけてきたジャーナリストで…

星のような物語――星野道夫展

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依頼原稿を書き上げて発送。査読待ちの時間を利用して,星野道夫の写真展を見に行く。没後10年を記念した催しで,2007年1月8日まで大丸札幌店にて。ずっと白黒の判例集を眺めていたこともあって,アラスカの色彩が強烈に映る。 大きなパネルに仕立てられてい…

ヨーロッパ肖像画とまなざし

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ホテルを出たあと少し時間があったので,乗換駅の金山にある名古屋ボストン美術館へ。受付の横にあるロッカールーム(無料)に旅行鞄を預け,企画展『ヨーロッパ肖像画とまなざし Five Centuries of European Portraiture』を観る。1,100円。 ティツィアーノ…